作編曲家紹介
服部克久
フランス、パリ国立高等音楽院修了。 日本を代表する作編曲家として、映画「連合艦隊」、アニメ「トム・ソーヤの冒険」、フジテレビ「ミュージックフェア」、NHK 連続ドラマ「わかば」をはじめ幅広い分野で活躍。又、国内唯一のプロポップスオーケストラ、東京ポップスオーケストラを結成。日本人初となる米国国連総会会議場での演奏やカーネギー・ホールにてニューヨークポップスとのコラボレーションコンサートなど、その活動は海外からも高い評価を得ている。
音楽家という枠を超え、イベント・プロデューサーやピアニスト、指揮者、司会者としてテレビに出演するなど、才気あふれる活躍が注目を浴びている。現在、日本作編曲家協会会長、東京音楽大学招聘教授として日本の音楽シーンの発展に尽力している。
オリジナル曲を集めた「音楽畑」シリーズは20作を数え、主な作品にTBS系列で放映された「新世界紀行」のテーマ曲“自由の大地”や、“すごい男の唄”、“ル・ローヌ”などがある。
2007年には服部良一生誕100周年を記念して、長男の隆之とともにトリビュートアルバムの制作及び、コンサートをプロデュース。大きな話題をよんだ。
又、2009年に音楽家生活50周年を迎え、アルバムを2枚リリース。50人を越える弦楽器奏者とハープ2台で編成されたスペシャル・オーケストラと共に、記念コンサートも開催した。
2014年音楽家生活55周年、喜寿を記念し、アルバム「77-55 ~Past, Present & Future~」と11年振りに「音楽畑21 - Virtuosi -」をリリース。
9月・10月には記念コンサート「THE FEAST」を大阪・東京の二大都市にて開催した。
2017年2月、音楽畑の楽譜集として「弦楽四重奏」、「ピアノソロ Best of Best (CD付き)」を出版。また、「弦楽四重奏」に関しては配信限定でアルバムも発売されている。
服部隆之
パリ国立高等音楽院を修了し、1988年に帰国後、 ポップス〈福山雅治・椎名林檎・山崎まさよし 等〉からクラシック〈鮫島有美子・武満徹 等〉まで幅広いアーティストのアルバム、コンサート等の編曲を手がける。
作曲家として映画に於いては96年「蔵」98年「誘拐」「ラヂオの時間」の3作品が日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞し、最新作は「もしドラ」「宇宙兄弟」等がある。
テレビドラマでは「NHK連続テレビ小説・すずらん」「HERO」「王様のレストラン」NHK大河ドラマ「新選組!」「のだめカンタービレ」「華麗なる一族」等。
ミュージカル「オケピ!」、bunkamura 委嘱作品で上海シティダンスカンパニーとの日中共同制作「舞劇 楊貴妃」、2008年4月TBS「THE世界遺産」のメインテーマ、2010年上海万博「日本館」の音楽監督、2011年4月よりNHK教育テレビ「フックブックロー」の音楽担当、この他にも「コマーシャル」「ゲーム音楽」等と多岐にわたる音楽ジャンルで作曲家として活躍中である。
前田憲男
幼少の頃より父親から読譜を学び、以後、独学でピアノを習得。高校卒業と同時に関西のライブでプロ入りをする。
1955年に上京。沢田俊吾とダブルビーツ始めとして、1957年から名門ウエストライナーズに在籍する。 この頃からピアニストとしての評価は大変なものであったが、徐々にアレンジャーとしての才能を発揮し、国内のジャズ、ポピュラーシンガーのステージ、レコーディング、TV番組等の幅広い分野で活躍する。
1975年からNTV番組にレギュラー出演し、大橋巨泉とユニークなトークを展開、人気を博す。
1977年からTBS「サウンドインS」の音楽監督を始めとし、テレビ東京「ポップス倶楽部」、フジTV「ミュージックフェア」、NHK「ザッツ・ミュージック」、テレビ朝日「題名のない音楽会」等の音楽を担当し、今日に至るまで第一線で活躍中である。 1980年、日本最高のジャズメンを集めたウインドブレイカーズを結成。このビッグコンボは、結成来不動のメンバーで、今年22周年を迎え、そのライブスポットでの人気は、22年連続超満員の記録を、もっか更新中である。
1981年、東京音楽祭「最優秀編曲賞」受賞。
1983年、レコード大賞「最優秀編曲賞」受賞。ジャズ界の最高位に価する「南里文雄賞」受賞。
この22年間のあいだ、ジャズ専門誌スイングジャーナルの編曲部門でポールウイナーに選ばれ、その高度な音楽理論に裏打ちされたその作品・編曲はわが国が世界に誇れる、最高峰のミュージシャンである。 近年は、多岐にわたる編曲活動の傍ら、その間隙をぬって上記のウインドブレイカーズ、自己のトリオ、前田憲男・羽田健太郎・佐藤允彦の三人による「トリプルピアノ」等の演奏活動の他、Bunkamuraオーチャードホールにて、1989年より1999年まで毎年、東京フィルハーモニーオーケストラを指揮する「TOPS」として独自のシンフォニック・ポップスコンサートを展開し、内外の高い評価を得た。
齋藤高順
東京音楽学校(現東京芸術大学)卒。第二次世界大戦中、陸軍戸山学校に在籍。戦後、映画音楽を中心に作曲家として主に小津安二郎作品の音楽を手がけた。
行進曲「ブルーインパルス」(もともとはFM東京の番組「フレッシュ・モーニング」のテーマ曲として使われていたもの)を作曲したことをきっかけに航空自衛隊に招聘され、1972年7月から1976年3月まで航空自衛隊航空中央音楽隊長を務めた。その際、音楽隊では初めての1等空佐に就任している。後に警視庁音楽隊長となる。
真島俊夫
和声法と作・編曲法を兼田敏氏(故)に師事。吹奏楽のためのオリジナル作品や、ジャズやポップスの編曲作品が多数。
代表作品は『三つのジャポニスム』や、2006年12月、フランスのリールで開催されたクー・ド・ヴァン国際交響吹奏楽作曲コンクールに於いてグランプリを受賞した『鳳凰が舞う』、『オデッセイ』等。また、ブラジルのトム・ジョビン音楽学校からの委嘱で書いた、マリンバとバンドのための協奏曲『大樹の歌』は、2008年6月にサンパウロに於いて世界初演され、2009年3月、日本でも再演され好評を得る。
オリジナル作品のCD『真島俊夫作品集』が2008年8月、キングレコードより発売された。
また、吹奏楽のためのジャズやポップスの作品も多数あり、二十数年以上にわたり「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」にスコアを提供、「POPSTAGE」シリーズや「GOLD POP」シリーズではプロデュースも務め、吹奏楽界でのジャズ・ポップスの啓蒙に努めている。
天野正道
1957年、秋田市生まれ。映像音楽をはじめ多方面の作品を提供する。
故・深作欣二監督作品『バトル・ロワイヤル』、OVA『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』、『新海底軍艦』など数多くの映像音楽などの他に、ロンドン交響楽団、ワルシャワ国立交響楽団、エンジェルシティ・ハリウッドオーケストラ、トリオクラシック、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、原 信夫とシャープス&フラッツ、布施 明、矢沢永吉、YOSHIKI、アグネス・チャン、スティービー・ワンダー、オフラハザ、ニコライ・デミジェンコなどに作品を提供、ときに共演をしている。
第23回、24回日本アカデミー賞優秀賞受賞。第10回吹奏楽学会アカデミー賞受賞。
鈴木英史
1965年、東京都生まれ。1991年、東京藝術大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。1987年に安宅賞、2001年に第11回日本管打・吹奏楽アカデミー賞(作編曲部門)を受賞。国民体育大会(1991年石川、1992年山形)式典音楽、国民文化祭創作音楽(2002年鳥取)、ねんりんピックいしかわ式典音楽(2010年)を担当。2010年、シカゴミッドウエストクリニックで、新作『祈りの島~海の詩』が絶賛される。
主に吹奏楽の作編曲活動を中心に、陸海上自衛隊音楽隊での講座、指揮、CD企画、講習、審査、音楽誌への執筆でも活躍。
主な作品に、『愛の3部作(1/ライフ・ヴァリエーションズ、2/カントゥス・ソナーレ、3/鳳凰-仁愛鳥譜)』、『光の祭典』、また、『メリーウイドウセレクション』等の編曲作品などがある。作品集CDに『チャルダッシュ・カントゥス』、『サーカスの女王・セルゲイモンタージュ』(ブレーンミュージック)などがある。
星出尚志
1962年、山口県生まれ。作・編曲家。
中学・高校時代、吹奏楽部でトロンボーンを吹くかたわら、バンドの指揮や編曲もしていたが、大学在学中は専らシンセサイザーに没頭し、現在も自宅のスタジオは機材やコンピューターで埋めつくされている。
吹奏楽作品としては、『ブラボー・ブラス!』、『丘の上のレイラ』、『ラ・グラン・マルシュ』等のオリジナルの他、ニュー・サウンズ・イン・ブラス等の多くのアレンジがある。一方では、ミュージカル等の舞台音楽も手がけている。
ホームページ:http://www.bekkoame.ne.jp/ro/hossy/
佐藤正人
秋田県出身。武蔵野音楽大学でクラリネットを専攻。故松代晃明・千葉国夫両氏に師事。昭和58年埼玉県川越市立野田中学校音楽科教諭として着任し12年間音楽科の教職を勤める。同校吹奏楽部を全国有数のバンドに育てた。音楽教育では、平成3年度埼玉県長期派遣研修教員として、東京芸術大学大学院音楽教育研究室で山本文茂氏のもと研鑽を積む。
平成7年4月より東京ミュージック&メディアアーツ尚美(現尚美ミュージックカレッジ専門学校)講師として着任。各地で吹奏楽指導等活躍している。
現在、現尚美ミュージックカレッジ専門学校、尚美学園大学、客員教授、武蔵野音楽大学、埼玉県立松伏高等学校音楽科講師、川越奏和奏友会吹奏楽団、秋田吹奏楽団、立正大学吹奏楽部音楽監督、渋谷区青少年吹奏楽団常任指揮者、21世紀の吹奏楽"響宴"実行委員。
伊藤康英
代表作として、吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」が世界的に知られており、音楽の教科書の鑑賞教材としても取り上げられている。ほか、約90曲の吹奏楽作品を発表。また、オペラ「ミスター・シンデレラ」(高木達台本)、オペラ「起承転転」(和合亮一台本)、オペラ「天生」(荒井間佐登台本)など250曲の声楽作品、ピアノ連弾曲集「ぐるぐるピアノ」シリーズ、高校の音楽の教科書の執筆など多分野で知られる。東日本大震災後は、福島から詩を発信し続けている和合亮一氏の詩に付曲。なかでも「貝殻のうた」は、加藤登紀子、新垣勉らによっても歌われたりCD化されたりしている。ピアニストとしても多くの声楽家と共演。指揮活動として、東京佼成ウインドオーケストラなどを指揮。アジア諸国の吹奏楽の発展に尽力。
東京藝術大学作曲科および同大学院修了。そののち同校の非常勤講師を20年以上務める。静岡県音楽コンクール・ピアノ部門優勝。日本音楽コンクール作曲部門入賞。浜松ゆかりの芸術家顕彰など。
現在、洗足学園音楽大学教授。同大学グリーン・タイ ウィンド・アンサンブルのバンド・ディレクターを務める。 ホームページはwww.itomusic.com。伊藤作品の視聴もできる。
小長谷宗一
東京芸術大学器楽科打楽器専攻卒業。東京芸術大学在学中より作曲を始める。管楽器、打楽器のためのソロ曲やアンサンブル曲を多数作曲しているほか、吹奏楽のための作編曲作品も数多く残している。また同時にバレエ音楽や様々なイベントのための作曲なども手掛けている。1996年日本吹奏楽学会アカデミー賞(作編曲部門)を受賞。現在大垣女子短大客員教授や21世紀の吹奏楽「響宴」委員などを務めている。
岩田学
国立音楽大学作曲学科卒業。「第17回日本フルートコンヴェンション2015ふじのくに静岡」にて委嘱作品「Impromptu」及び「Variations on a Minuet」を発表。2016年エル・システマジャパンのメンバーによるドイツ公演において「Japanese WindⅡ」を聖トーマス教会で初演。またCDに収録された主な作品として、フルートカルテットの作品「木立と霧が見たもの」がフルートアンサンブル・フィオーレの演奏によるCD「La memoria del FIORE」(WKCD-0043)に収録。アルトサクソフォーンとピアノの作品「Nostalgie」が浅利真氏(サックス)と佐藤友美氏(ピアノ)の演奏によるCD「ヴォンゴレ!」(WKCD-0076)に収録。フルートとハープの作品「小さな声」と「澄み渡った空の下で」が横山聡子氏(フルート)と千田悦子氏(ハープ)の演奏によるCD「アレーズ」(SYM-0002)に収録。フルートカルテットの作品「メヌエット変奏曲」と「ヴァルト」がフルートアンサンブル・ファルベンシュピールの演奏によるCD「色彩のたわむれ2」(NACD-2209)に収録。現在、(社)日本作曲家協議会及び作曲家グループ「蒼」会員、尚美ミュージックカレッジ専門学校講師。
八木澤教司
武蔵野音楽大学作曲学科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。吹奏楽やアンサンブルの代表作は日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国、南米でも重要なレパートリーとなる。
2019年11月9日、天皇陛下御即位奉祝記念式典・国民祭典において天皇皇后両陛下「お出迎えのファンファーレ」として、東京2020パラリンピック開会式の式典音楽として作品がそれぞれ抜擢された。その他、ヨーロッパで歴史的権威のあるスペイン・バレンシア国際吹奏楽コンクールの課題曲に作品が選定、ミステリー映画「ソロモンの偽証・後篇」では《輝きの海へ》が挿入曲として使用されるなど活動は多岐に亘る。これまで全国植樹祭、全国高等学校総合体育大会、国民体育大会の式典音楽制作を歴任。その他、各種コンクール審査員、客演指揮、指導、講演、音楽雑誌執筆に加え、音楽出版社のプロジェクトアドバイザーなどを務める。
合唱曲として手がけた《あすという日が》は“希望の歌”“東日本大震災復興シンボル曲”と称され、2011年第62回NHK紅白歌合戦において夏川りみ、秋川雅史の両氏によって熱唱された。第21回日本管打・吹奏楽 アカデミー賞[作・編曲部門](2011年)受賞、平成23年度 JBA下谷奨励賞を受賞。
2020年度より関西に拠点を移し、神戸女学院大学音楽学部で作曲・音楽理論・吹奏楽の指導にあたる。
福島弘和
群馬県前橋市生まれ。小学生の時トランペットを吹いていたが、中学校からオーボエを始める。高校時代に吹奏楽編曲を手がけてからは、作曲にも興味を持つ。群馬県立前橋南高等学校卒業、東京音楽大学卒業、同大学研究科修了。オーボエを吉良憲裕、浜道晁に、作曲を有馬礼子、山本佳弘に師事。
1999年に『道祖神の詩』で朝日作曲賞受賞、2003年に『柳絮の舞』でJBA下谷賞受賞。吹奏楽オリジナル作品を主に手掛けており、1998年度全日本吹奏楽コンクールには『稲穂の波』、2000年度の同コンクールには『道祖神の詩』がそれぞれ課題曲に採用された。また、「アンサンブル・ポアール」を結成し、演奏者としても活動を行う。
広瀬勇人
1974年東京生まれ。東京ミュージック&メディアアーツ尚美を首席で卒業後、ボストン音楽院(米国)で優秀賞を受賞し卒業。レメンス音楽院大学院(ベルギー)にてヤン・ヴァンデルロースト氏の元で研鑽を積む。同音楽院の作曲科及び指揮科で修士号を取得。日本現代音楽協会作曲新人賞入選、ニューイングランド学生作曲コンクール第1位、21世紀の吹奏楽「響宴」入選。
これまで数多くの委嘱作品を手掛け、作品は日米欧の各出版社より出版、録音される。代表作「キャプテン・マルコ」「ブレーメンの音楽隊」等は、日本や欧米各国で演奏され、「アメリカン序曲」「ブレーメンの音楽隊」「バベルの塔」「ダビデの栄光」といった作品がドイツ、スイスの吹奏楽コンクールの課題曲に選出される。
作曲をヤン・ヴァンデルロースト、ピート・スウェルツ、アンディ・ヴォース、松平頼暁各氏に師事。又、指揮者としても精力的に活動している。尚美ミュージックカレッジ専門学校専任講師。
「広瀬勇人オフィシャルHP」 http://www.hayatohirose.com/
金山徹
1960年山口県生まれ。小学校の金管バンドでトランペット/ユーフォニアムを、中学・高校の吹奏楽部でクラリネットを担当。武蔵野音楽大学卒業後はマルチリード、キーボード奏者として、ミュージカルの公演、コンサート、レコーディングに参加。また作編曲家としても、20th Century(V6)、Kinki Kids、光GENJI、少年隊など、多くのアーチストのコンサートやアルバムに参加している。
吹奏楽や管楽器のためのポップス作品を中心に、ヤマハミュージックメディア、ブレーン、ウィンズスコア、イースター音楽出版、フォスターミュージック、ウインドアート出版、ベル・ミュージック・プレス、ロケットミュージック、ソニック・アーツ、ミュージックエイトからの出版をはじめ、レコーディング、コンクール、演奏会、舞台、映画のための作編曲も多い。東京佼成ウインドオーケストラ、シエナ・ウインド・オーケストラ、ブリッツフィルハーモニックウィンズ(ブリッツブラス)、洗足学園大学アンサンブル・ヌーボーなどの団体にも作編曲作品を提供している。
2010年9月、名古屋市文化振興事業団主催オリジナルミュージカル「海の向こうに」管弦楽編曲。2011年、「第14回21世紀の吹奏楽"饗宴"」オリジナルポップス「ブルー・コーナー」入選。2012年12月、「レ・フレール管弦楽団 meets ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル」管弦楽編曲(CD化)。2013年4月、東村山オリジナルミュージカル「キヅナノート」作編曲。2014年、佐々木昭一郎監督作品・映画「ミンヨン 倍音の法則」 吹奏楽編曲。
クラリネットを千葉国夫、村井祐児、柏野晋吾、西村一の各氏に師事。作曲は池田一秀、池田悟の各氏に師事したものの、ほぼ独学。
江古田楽器祭、梅田楽器祭総合プロデューサー。
エリック・ミヤシロ
米国 ハワイ州ホノルル出身。米国人のプロ・トランぺッターの父、日本人のダンサー/女優の母という恵まれた音楽環境の中、ハワイで生まれ育つ。小学生の頃から楽器を始め、中学生からプロとしての活動を始める。ジャズだけではなく中学・高校時代、多数のオーケストラでも活動をし、多くのコンチェルトを演奏。地元の”天才少年”としてテレビ、ラジオの出演依頼が殺到する。噂が広まり、高校3年生でハワイ代表として全米高校オールスターバンドに選抜され、ニューヨークのカーネギーホールにて憧れのメイナード・ファーガソンと初共演する。
高校卒業後、ボストン・バークレー音楽院に奨学金(Maynard Ferguson Scholarship)にて招かれ入学。在学中からボストン市内のスタジオ等で活動する。22歳でバディー・リッチ、ウディー・ハーマンなどの名門ビッグバンドにリード・トランペットとして招かれ、7年間にわたり世界中を回る。
数多くのアーティストのリード・トランぺッターとして活動後、1989年来日。すぐにスタジオ、テレビ出演、アーティストのツアーサポートなどを開始。
吹奏楽、オーケストラとの共演を始め、学校講師、クリニシャン、作曲家、アレンジャー、プロデューサーとしても幅広く活躍し、1995年には国内最高のメンバーを集めたビッグバンド“EM Band”を結成。2013年からは”Blue Note Tokyo All Star Jazz Orchestra”のリーダー/音楽監督。
昭和音楽大学講師、国立音楽大学客員教授、洗足学園音楽大学客員教授、大阪芸術大学客員教授、International YAMAHAアーティスト
杉本幸一
1958年静岡県生まれ。1988年度全日本吹奏楽コンクール課題曲「カーニバルのマーチ」を作曲したことをきっかけに、本格的に吹奏楽曲の作・編曲 活動に入る。
JBA日本吹奏楽指導者協会々員。
主な作・編曲作品:
「さくらマーチ」(21世紀の吹奏楽"響宴")、「SKY SOUNDS OVERTURE」(西部航空自衛隊)、「ラ・マンチャの男」、「マイ・フェア・レディ」他(以上ウィンド・ギャラリー)、「アントニオ・カルロス・ジョビン・メドレー」(デ・ハスケ)など
田嶋勉
昭和36年千葉県柏市生まれ。専修大学松戸高等学校、東京音楽大学、上越教育大学大学院修士課程修了後、ピアノを笠井一郎、作曲理論を飯島英嗣・後藤丹、作曲を浦田健次郎に師事。数多くの吹奏楽曲を作曲しており、全日本吹奏楽コンクール課題曲にも過去4度(うち朝日作曲賞を1度受賞)選出されている。千葉県内の公立中学校・高等学校の音楽科教諭を務めており、柏市立柏中学校吹奏楽部顧問在任時には、全日本吹奏楽コンクール全国大会へ出場し、自ら作曲した課題曲「エアーズ」を演奏し、銀賞を受賞した。コンクールにおいて、自身の作曲した曲を自由曲とし演奏する、いわゆる"自作自演"自由曲はしばし見受けられるが(例として1981年・翌82年の全日本吹奏楽コンクールにおいて演奏された川口市立川口高校の「吹奏楽の為の「無言の変革」より 問い、そこに人の影はなかった」などがある)、課題曲が自作自演というのは非常に珍しいケースであった(とはいえ自由曲においても自作自演が珍しいという状況は変わらない)。そのほか、柏市との深い結びつきがあり、柏市制施行50周年記念歌の作曲なども行っている。
第12回文化庁舞台芸術創作奨励特別賞、平成18年度文部科学大臣優秀教員表彰受賞。 作曲集団「風の会」会員。
三浦真理
1983 年、国立音楽大学作曲科首席卒業。同大学院修了。第1回サクソフォーン協会主催作曲コンクール入選。ピアノデュオ国際作曲コンクール第1回・第2回入選。器楽・ピアノ・合唱、作品多数。音楽教科書掲載作品では、作詞も手がける。現在、研修会の講師、吹奏楽コンクールの審査員としても活動している。
代表作:「想い出は銀の笛」「クローバー・ファンタジー」「ティータイムの画集」など
宍倉晃
武蔵野音楽大学卒業。 オーボエを虎谷迦悦、吉成行蔵に、声楽を持木弘の各氏に師事。
16歳から作・編曲を始めクラシック、ジャズ、ポップスを数多く吹奏楽に編曲し、出版作品も多い。
埼玉栄高校吹奏楽部コーチ。洗足学園音楽大学非常勤講師。アメリカ・イリノイ州ネーパーヴィル市名誉市民。
波田野直彦
1960年生まれ。東京音楽大学卒業。
大正から昭和にかけて一世風靡した日本初の洋楽楽団「ハタノ・オーケストラ」主宰,故波多野鑅次郎を祖父に持ち、そのDNAを受け継ぐ。 高校時代には全日本吹奏楽コンクールにて3年連続金賞受賞。大学卒業後トランペット奏者として活動を始め「劇団四季オーケストラ」、ラテンバンド「ハバナクラブ」他ビッグバンドやアーティストサポート等、数々の楽団にて研鑽を積む。その後、編曲も手掛け、特に管楽器を主体としたポップス曲の編曲作品を多数書き下ろす。「ルパン三世:Rebirth」(VAPレコード)。NHK連続TVドラマ「てるてる家族」主題歌Blue Sly Blue吹奏楽編曲(SONY MUSIC)。「ブラバン・エイベックス」(avex)などに作品を提供。
2008年より台湾を初めとするアジアポップスソングの編曲を担当。アジア圏において大きな反響を呼んでいる。2011年WASBE(台湾)の開会式音楽。2012年ロンドンオリンピック公式応援曲などを担当。最近は吹奏楽ポップス合奏の講習会、コンテスト審査を国内外において担当。
現在ザ・ウインドウエイブ音楽監督指揮者。玉川学園講師。玉川大学吹奏楽団顧問。
三澤慶
11歳よりトランペットを始める。15歳よりトランペットを元NHK交響楽団首席奏者、津堅直弘氏に師事。東京音楽大学(器楽科)を2度の特待生奨学金を得て卒業。在学中作曲を有馬礼子氏に師事。卒業後フリー奏者として、NHK交響楽団を始めとする東京のオーケストラを中心に、室内楽、吹奏楽、スタジオレコーディングなどで活動。
また、作曲家としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽など多数の作編曲を発表。2006年度吹奏楽コンクール課題曲、「海へ…吹奏楽の為に」を作曲。2010年、シエナWO作曲コンクール優勝。優勝曲「フェニックス・マーチ」を佐渡裕指揮、シエナWOにて初演と同時にCD・DVDをリリース。2012年、朝日作曲賞受賞。受賞曲「勇者のマズルカ」が2013年度吹奏楽コンクール課題曲に採用される。
また、近年は吹奏楽作品の他、オーケストラや合唱のための作品を多数発表。2012年、ハワイの歌姫Natalie Ai KamauuのCD制作の全トラックオーケストラアレンジを担当したことを皮切りに、2018年まで「しんゆりフラ芸術祭」の音楽制作に携わり、「フラとオーケストラの融合」という世界でも例を見ないプロジェクトのために編曲・指揮を担当し、その数は約100曲にのぼる。
2015~16にかけて、オーケストラと合唱の為の組曲「日本の四季組曲」より「春」、「夏」を東京混声合唱団、東京室内管弦楽団により初演。2017年、弦楽オーケストラのための「3つの子守唄」を自身の指揮で東京室内管弦楽団により初演。また、サラ・オレインを始めとするアーティストのためのオーケストラアレンジなど、活動のフィールドを広げている。
また、指揮者としてこれまでにブリッツ・フィルハーモニック・ウィンズ、テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ、東京室内管弦楽団などを指揮。
現在、東京室内管弦楽団、トランペット奏者/教育プログラム・アドバイザー/作・編曲家。埼玉西武ライオンズファンクラブ会員。
植田薫
福井県立武生商業・武生商工高等学校吹奏楽部顧問。武商吹部は、長年小編成バンドで地道に活動していたが、2009年に植田 薫教諭が顧問になるや、一躍全国大会の常連校に。全国大会初演や本邦初演のコンテンポラリーな選曲で人気を博している。一方演奏会やイベントでは、植田教諭の編曲と演出による歌って踊って観客も巻き込む楽しいステージで、「日本一ファンキーな吹奏楽団」として、国内外から注目されている。2020年度入学生より、工業高校と合併し「武生商工高校」の生徒となる。
植田 薫教諭は、少年時代より吹奏楽とバンドに明け暮れ、大学時代は桑名正博バンド等でプロ活動を経験。教員になり、吹奏楽のポップスを改革しようと、FunkやSoul Musicを独自に編曲し、GrooveやEntertainmentの概念を採り入れ、吹奏楽界に独自のジャンルを築く。中日教育賞、県教育功労表彰など受賞多数。福井県吹奏楽連盟理事長、全日本吹奏楽連盟理事などを歴任。本当の姿は国語教師で現役Funkミュージシャン(Vocal/Trumpet/Talkbox)♪
堀越隆一
1949年東京に生まれる。明治大学政治経済学部を卒業後、東京芸術大学作曲科に学び同大学院を修了。1976年『CORROSION-by Pianist』で作曲家としてデビュー。以後作品を書き続る傍ら編曲、指揮、評論、コンサートの企画・運営など多岐にわたる音楽活動を内外で展開し現在にいたる。 1985年から2008年にわたり開催された「カール・レーヴェ全歌曲連続演奏会」でレーヴェの全バラードとリートほぼ600曲の作品分析を執筆。
2000年よりヴァイオリニストの堀越みちこと作品展とリサイタルを兼ねた企画コンサート「個展・リサイタル」を開始。2003年子供達やアマチュア音楽家、学生を対象にボランティア活動と合奏アンサンブルの技術普及を目的としてアルエム弦楽合奏団を設立する。様々な楽器による編曲集、教本など著書多数。指揮者としても学生・社会人オーケストラ、各種アンサンブルの指導・育成に力を入れている。各種楽器教本、弦楽器を中心に様々な楽器へのソロ、アンサンブルへの編曲など著書多数。
日本作曲家協議会理事。
内堀勝
東京都出身。兄の影響で小学生頃からジャズレコード聞き、高校でブラスバンド部に入りトロンボーンを始める。高3の時アルバイトでキャバレーでプレーする。
大学では吹奏楽部とビッグバンドに所属。またジャズ理論を渡辺貞夫氏に習い、同時に渡辺貞夫リハーサル・オーケストラにも参加する。 卒業後トロンボーン奏者兼アレンジャーとして「高橋達也と東京ユニオン」、「スマイリー小原とスカイライナーズ」、「自己のオクテット」等で活躍。
1974~76年、奨学金を得てボストンのBerklee College of Musicに留学。Herb Pomeroy, Mike Gibbs, Ray Copleand氏等に作編曲を、Boston Symphony OrchestraのJohn Coffey氏にトロンボーンを習う。
帰国後はフリーのアレンジャーとして、ジャズ、ポップスだけでなく、歌謡曲やテレビのCF、クイズ番組の音楽まで幅広く活躍する一方、12名からなる中型ビッグバンドを率いて毎月ピットインに出演。また最近では、バンド・クリニックを行ったり、山野ビッグバンド・コンテスト,浅草ジャズコンテスト等の審査員を務める等、アマチュアバンドの活動に積極的に参加している。
1995年、17名編成のリハーサル・ビッグ・バンド「MASARU UCHIBORI BIG BAND」を結成、再び活動を始める。2004年 CD「WAYNE」をリリース。2007年、メンバーを若手中心に一新し、コンサート、ライブと積極的に活動。2010年 CD 「A Dedication To Jazz GIANTS」をリリース。
松本峰明
ジャズピアニスト、作曲・編曲家 本名:松本 弘
日本音楽家協会、日本音楽著作権協会、日本作編曲家協会、RMAJ会員
5歳からピアノを弾き始めジャズピアニスト、作編曲家、スタジオミュージシャンとして現在に至る。最近は中井貴恵さんの朗読とのコラボレーション、[音語り]という活動を行っている。また自身の修行の意味を込め、ソロピアノでのライブを定期的に行っている。
北野圭威秩
東京音楽大学打楽器科卒業。東京芸術大学特別打楽器専攻科終了。打楽器を元NHK交響楽団首席ティンパニ奏者・元東京芸術大学教授・有賀誠門氏に師事。Set Drumを猪俣猛氏に学び、ラテンパーカッションを阿達彰義氏に学ぶ。また、江戸助六太鼓を今泉氏に学び、クラシックはもとより、ラテン、ジャズ、ポップス、邦楽などオールラウンドプレーヤーとして活動している。
東京音楽大学在学中に東京佼成ウインドオーケストラに入団。故フレデリック・フェネル氏に指揮法・パーカッション音楽学を学ぶ。「ケニー」のニックネームは、フェネル氏が来日2年目に名付けられる。それ以来、ポップスでは「ケニー北野」として活動。活動の傍ら、N響、読売日響、東フィル、東響、名フィル等、数多くのオーケストラにエキストラ出演。昭和61年から3年間、尚美音楽大学ディプロマ・プロ養成コース講師を3年間勤め若手プロを育成。近年は、シエナ・ウインド・オーケストラで若手プレイヤーと一緒にコンサートに参加。ポピュラー界では、猪俣猛セパレーション出演、タモリの「今夜は最高!」テレビ出演、日本アカデミーショー出演等。アルバムでは、「ルパン三世」「うる星やつら」「ルーツのテーマ」等にレコーディング参加。パーカッショングループ「BUDMUS」を主宰し、全国各地の小・中・高校の音楽鑑賞教室や、各地域主催の演奏会等に多数出演し、躍動感溢れるコンサート活動を展開。パーカッションの魅力いっぱいの演奏とユニークな演出で、奏者と視聴者との心の交流ができるホットなコンサートをプロデュースする。2008年新しいユニット「Kenny'sーClub」(北野圭威秩を中心に、演奏・演技・歌etcをこなすパフォーマー集団)を結成。2015年、定年により東京佼成ウインドオーケストラを退団。現在、演奏活動を行いながら、日本吹奏楽指導者協会会員として、全国教職員専門指導者に対して、専門的な奏法、歴史、生徒に対する導入指導などの講師も勤めている。また、全日本吹奏楽コンクールの審査を含め、中・高校吹奏楽部の音楽指導や演奏指導なども行っている。
三浦秀秋
2004年、専門学校東京ミュージック&メディアアーツ尚美卒業。作曲を川崎絵都夫、松尾祐孝の両氏に、ジャズ理論を篠崎秀樹氏に師事。吹奏楽やオーケストラを中心に、幅広いジャンルに作編曲をしている。最近の仕事としては、ヤマハミュージックメディア「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」、京都市交響楽団&加藤ミリヤ・オーケストラコンサートアレンジなど。
清水大輔
1980年、神奈川県生まれ。2002年に昭和音楽大学短期大学部を卒業。作曲を藤原嘉文氏に師事。
航空自衛隊中部航空音楽隊、陸上自衛隊東部方面音楽隊、陸上自衛隊第6音楽隊、海上自衛隊横須賀音楽隊、海上自衛隊舞鶴音楽隊、ヤマハ吹奏楽団浜松、なにわ<オーケストラル>ウィンズ、大阪市音楽団、日生劇場、シエナ・ウィンドオーケストラ(編曲)など委嘱作品も多数。
2008年にはアメリカのシカゴで行われた『ミッドウェスト・クリニック』において自作品が演奏されるなど、日本だけでなく、海外の出版社からも注目を集め、CDや楽譜が発売されて好評を得ている。また今までに自作品集も4枚を数え全国発売されている。
高橋宏樹
1979年、東京生まれ、パンスクール・オブ・ミュージックにて映像音楽やポップス理論などを学ぶ。主に吹奏楽曲や管楽アンサンブルの作編曲をしている。その他ポップスの編成やオーケストラの編曲なども手がけている。ピアノやキーボードのサポート、鍵盤ハーモニカなどプレイヤーとしての活動も行っている。シュピール室内合奏団メンバー。ズーラシアンブラス契約作編曲家。吹奏楽作品:行進曲「勇気のトビラ(2014吹奏楽コンクール課題曲)」「オーディナリー・マーチ」「ストリート・パフォーマーズ・マーチ」「イギリス民謡による行進曲」「アミューズメント・パーク組曲」「サーリセルカの森」「星の降る森」「流星の詩」など。アンサンブル作品:「文明開化の鐘」「グリムの古城」「アマンド・ショコラ」「The Times」「3つの魔法」「月明かりの照らす3つの風景」など。
ひろきさんの家(HP) http://www.hiroki-san.com/
木原塁
1975年東京生まれ。
洗足学園短期大学音楽科管楽器専攻、およびジャズ専攻を卒業。
トランペットを富田悌二、原朋直、岡本章生の各氏に師事。
在学中より演奏活動の傍ら吹奏楽指導・編曲を始め、2000年よりアレンジャーとしての活動を本格的に開始する。
今までにTHE WIND WAVE、東京佼成ウインドオーケストラ、シエナ・ウインド・オーケストラなどに作品を提供する他、国内外の出版社より多数のアレンジを発表。特に吹奏楽の分野では、ジャズ・ラテンなどポピュラー音楽を中心とした編曲作品のみを発表しており、一際異質な存在である。
そのアレンジは決して演奏は容易ではないが、本物のサウンドを追求するものとして"一部には"定評がある。
マンハッタン・ジャズ・クインテット/オーケストラのリーダーでもある、グラミー賞作家デヴィッド・マシューズとは深い親交があり、作品と制作に対しての姿勢を高く評価されている。
"I listened to your arrangements. You are a top class professional and creative arranger."(D.マシューズ氏よりの言葉)
2015年より、洗足学園音楽大学ジャズコース公認インストラクターとして後進の指導にあたる。
現在もアレンジャーとしての活動と並行して、イベント・コンサート出演や自己のグループでのライブ・サポート、録音・制作などもおこなっている。
また「生の楽器を常に身近なものに」という思いから、SNS発の吹奏楽団や企画オーケストラ等にも積極的に参加。超ニコニコ管弦楽団のメンバーとしてニコニコ超パーティに出演するなど、愛好家と積極的に交流し啓蒙をおこなうなど幅広いプラットホームで活動している。
坂井貴祐
北海道中標津高等学校を卒業後、尚美学園短期大学(現・尚美学園大学)音楽学科作曲専攻を経て東京ミュージック&メディアアーツ尚美 音楽芸術表現コース(現・尚美ミュージックカレッジ 音楽総合アカデミー学科3・4年次)を卒業。 卒業後は大村哲弥氏のもとで約2年間研鑽を積む。これまでに作曲を松下功、大村哲弥、延原祐の各氏に師事。 2000年、「セレモニアル・マーチ」が日本吹奏楽指導者協会(JBA)「下谷賞」(最高賞)を受賞。 同作品は2005・2006年度の中部日本吹奏楽コンクール課題曲にも選定された。 2015年開催の第70回国民体育大会「紀の国わかやま国体」および2019年開催の第32回全国健康福祉祭「ねんりんピック紀の国わかやま」では式典音楽(入場行進曲)を全曲担当。 作編曲作品の多くは、ブレーンミュージック、CAFUA、デハスケ、フォスターミュージック、ロケットミュージック、ウインドアート出版、ウィンズスコア等から出版 またはレンタルされている。21世紀の吹奏楽“響宴”実行委員。
朴守賢
大阪音楽大学音楽学部作曲学科作曲専攻出身。
アジア作曲家連盟「アジア音楽祭」、済州国際管楽祭(韓国)、国際現代音楽協会「World Music Days」(2009/スウェーデン,2014/ポーランド)、高雄春天藝術節(台湾)等、東アジアや欧米を中心に作品を発表。韓国では近年、KBSやMBS等の放送局から密着ドキュメント番組が放送される。
第3回ACL-Korea青年作曲賞優秀賞、第15回大邱国際現代音楽祭最優秀賞、日本クラリネット協会クラリネット作品コンクール第3位、関西現代音楽交流協会作曲賞、第7回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位(2015年度全日本吹奏楽コンクール課題曲V『暁闇の宴』)、等を受賞。
2008年12月、亀井純子文化基金(現・神戸文化支援基金)の助成により、朗読音楽作品個展『Sarang』を開催(神戸女学院小ホール)、同名のソロアルバムを制作。2015年9月には京都芸術センターの委託・主催により、ファゴット奏者の中川日出鷹氏とのコラボ個展『Double Respiration』(作曲・巴烏演奏)を開催。2017年3月、東アジア文化都市事業2017京都オープニング公演「The 饗宴」作曲を担当。
様々な編成の作曲作品を発表する一方で、南海電鉄CMやKBS京都テレビドラマ等、映画やテレビ等の劇伴音楽も制作。指揮・音楽指導、クラリネット・リコーダー・巴烏(Bawu,雲南の横笛)等の演奏、幼児音楽研究、芸術国際交流等、でも活動。
瀬尾宗利
茨城県つくば市出身。文教大学教育学部音楽専修卒業。指揮を大友直人、堀俊輔、クラリネットを佐川聖二、黒尾実、作曲を柳田孝義の各氏に師事。全国各地で吹奏楽の指導をするほか、合唱の指揮指導においても活躍中。
小村英生
東京都豊島区出身。尚美学園短期大学(現・尚美学園大学)音楽学科クラリネット専攻を経て東京ミュージック&メディアアーツ尚美 音楽芸術表現コース(現・尚美ミュージックカレッジ 音楽総合アカデミー学科3・4年次)を卒業。クラリネットを木村健雄、野田祐介の各氏に、編曲法を森田一浩氏に師事。第1回ドイツ音楽コンクール優秀賞。海上自衛隊横須賀音楽隊、海上自衛隊呉音楽隊のコンサートマスターを歴任。14歳から編曲を始め、大学卒業時から多方面に作品を提供しており室内楽、吹奏楽、オーケストラ等多くの編曲作品がある。
下田和輝
1992年1月14日、岩手県洋野町生まれ。
幼少のころからフュージョンやスムースジャズをはじめさまざまな音楽に触れ、小学校4年生から学校のクラブの金管バンドに所属。金管バンドではコルネットを担当。
中学校では吹奏楽部に所属し、トランペットを、進学先の岩手県立久慈高校では吹奏楽部でユーフォニアム・学指揮・副学指揮を担当。
中学生のころ、吹奏楽の作品で知られる作曲家「ジェームズ・スウェアリンジェン」の作品に出会い作曲に興味を持ち始める。
高校卒業後、作曲を一から学ぶため上京。
2012年度のJuCuStage主催「学生作曲家選手権2013」において、「Voyage」が佳作を受賞。
2013年度のJuCuStage主催「第2回全国学生作曲選手権大会」において、サクソフォーン4重奏作品「Across the City」が優秀賞(2位)を受賞。
大江戸シンフォニックウィンドオーケストラ第3回定期演奏会作品公募入選。
2013年度の「第5回 日本管打・吹奏楽学会作曲賞」において、吹奏楽作品「オータム・ファンタジー」が作曲賞(一位)を受賞。
第18回"響宴"作品公募において吹奏楽作品「fanfare for wind orchestra "In Triumph"」が入選。その作品は2015年3月8日(日)に文京シビックホール大ホールにて演奏。
2014年3月、尚美ミュージックカレッジ専門学校音楽総合アカデミー学科作曲コース(4年制)を卒業。
作曲を菊池幸夫、高橋伸哉、広瀬勇人の各氏に師事。
下田和輝 公式ウェブサイト → Shimoda-Kazuki.net
本澤なおゆき
1971年生まれ。栃木県那須塩原市出身。現在、神奈川県開成町在住。
東北大学工学部を卒業後渡米し、1997年バークリー音楽大学ジャズ・コンポジション科を首席で卒業する。作曲をグレッグ・ホプキンス氏に、ジャズ・ヴァイヴをデイヴ・サミュエルズ氏に師事。チャールズ・ミンガス・アワード受賞。2011年第1回小田原賞作曲コンクール入選。現在、株式会社ミュージックエイト作・編曲家。開成ジュニアアンサンブル代表。日本気象予報士会会員(気象予報士No.4095)。
『未来への飛行』(21世紀の吹奏楽 第8回「響宴」出品作品)などの吹奏楽曲の他、ミュージックエイトやニュー・サウンズ・イン・ブラスに多数のポップス・アレンジがある。
山里佐和子
兵庫県生まれ、宮城県・千葉県育ち。4歳よりピアノを、10歳よりユーフォニアムを始める。岡山県立岡山城東高等学校普通科音楽コース卒業。国立音楽大学器楽学科卒業。音楽出版社・ミュージックエイトの音楽アシスタント公募通過をきっかけに、大学卒業と同時に編曲者としての活動をスタート。学生時代の師である三浦徹氏(ユーフォニアム)の委嘱作品『民謡ファンタジー』(ユーフォニアムと吹奏楽、2004/ブレーン株式会社)以降、作曲活動も展開。2006年度東京ミュージック・メディアアーツ尚美の科目履修生として研鑽を積む。作曲を菊池幸夫氏に師事。現在、吹奏楽編成を中心とした編曲作品のほか、室内楽やソロのオリジナル作品も幅広い層に支持されている。
江原大介
1982年生まれ、東京都出身。東京音楽大学作曲科卒業後、桐朋学園大学研究科を経て、東京芸術大学大学院修士課程作曲専攻を修了。13歳よりエレクトリック・ギターを弾き始め独学で作曲を始め、その後15歳でピアノを弾き始める。16~17歳までポピュラー・ジャズハーモニーを学んだ後、クラシックの道へと進む。2008年第1回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位、2008年第77回日本音楽コンクール第2位、他に入選、入賞多数。これまでに作曲を有馬礼子、池辺晋一郎、糀場富美子、権代敦彦、三瀬和朗、安良岡章夫の各氏に、指揮を汐澤安彦氏に師事。活動はクラシック、吹奏楽、現代音楽からポップスまで多岐に渡る。
片岡寛晶
東京音楽大学卒業。打楽器奏者としての傍ら、作曲を行っており、プロの演奏団体や音楽隊、教育現場などで作品が取り上げられる。また、シカゴで開催されたミッドウエストクリニックやWASBE(世界吹奏楽協会)など海外の舞台においても演奏をされている。
作曲を坪能克裕、藤原豊、打楽器を菅原淳、岡田眞理子、安倍圭子の各氏に師事。 2007年・全日本吹奏楽コンクール・朝日作曲賞入選。主な作品として(鳥之石楠船神・オリエントの光芒・マカームダンス・天空の騎士)などがある。2015年・片岡寛晶作品集CD【天馬の道】が、海上自衛隊横須賀音楽隊の手により録音され、ブレーン社より発売。近年では学校の校歌や市歌などの作曲の他、ブライダル音楽のプロデュースや教育書の編曲なども手掛ける。現在、東京成徳大学講師。
鹿野草平
1980年9月16日、横浜に生まれる。2004年東京音楽大学作曲科を卒業。2006年同大学院修了。
2009年、『吹奏楽のためのスケルツォ第2番《夏》』で第2回全日本吹奏楽連盟作曲賞第1位を獲得。翌年の全日本吹奏楽コンクールの課題曲Vに選定され、09年末に公開された楽曲解説がインターネット上で話題となった。更に、この作品がアニメ監督・山本寛氏の目にとまり、2011年冬期アニメ『フラクタル』の音楽担当に大抜擢される。
この一連の活動と平行して、2010年春に新作オペラを企画・作曲し上演。その多才ぶりを世に知らしめた。
これまでに、東京室内管弦楽団、東京混声合唱団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル・金沢、東京佼成ウインドオーケストラ等にオリジナルや編曲作品を提供。また、『よみがえる大地への前奏曲』、『ファイヴ・コンビネーション』 『ヴィブラフォン、金属打楽器と絃楽のための協奏曲』等の楽譜、CD、DVDを相次いで出版。多数の演奏の機会に恵まれている。
近年では伊福部昭氏の映画音楽や、アニメやゲーム・ミュージックのコンサートのオーケストレーションも手がけ、近年隆盛している機会音楽のステージ化において第一人者となりつつある。
作曲界における昭和55年組の旗手として、今後の活動にも注目が向けられている。
写真撮影/山上 忠(STUDIO HILLTOP)
協力/学研アインザッツ編集部
渡辺将也
1987年、茨城県生まれ。
サクソフォーンを中心にマルチリード奏者としてコンサート・レコーディングサポートを行う他、舞台・CM・映像・ゲームへ作編曲作品を提供している。
近年の提供は清水ミチコ、ゆず、BRASS EXCEED TOKYOなど。
サクソフォーン・即興演奏を宮崎明生氏に、ジャズセオリー・作編曲法を熱田公則氏に、和声法を竹内聡氏に師事。
東京ミュージックアンドメディアアーツ尚美管弦打楽器学科卒業。第4回日本ジュニア管打楽器コンクールサクソフォーン部門金賞。
ユッコ・ミラー
Saxophonist / Composer / Arranger
三重県伊勢市出身。
2016年9月キングレコードよりメジャーデビューし、テレビや雑誌を賑わす実力派のサックス奏者。
3歳よりピアノを始め、高校で吹奏楽部に所属しアルトサックスを始める。
在学中よりパリ・ウィーン等、海外演奏旅行、数々のコンテストにてグランプリ等受賞。
河田健氏、川嶋哲郎氏、エリック・マリエンサル氏に師事。
キャンディー・ダルファー本人から演奏を気に入られ、キャンディー・ダルファー来日公演に異例のスペシャルゲストとして出演。
グレン・ミラー・オーケストラのジャパンツアーにスペシャルゲストとして出演を果たすなど国内外で活躍するトップミュージシャンと多数共演。
韓国やマレーシアなどの海外でのジャズフェスティバルにも出演するなど、世界的に高い評価を得ている。
2016年にリリースした1stアルバム「YUCCO MILLER」は、グラミー賞受賞アーティストのロニー・プラキシコがサウンドプロデュースを務め、ニューヨークにて録音。
2018年にリリースした2ndアルバム「SAXONIC」は、JAZZ JAPAN AWARD 2018 アルバム・オブ・ザ・イヤー(ニュースター部門賞)を受賞。
ピコ太郎のプロデューサーとしてもお馴染みのプロデューサー古坂大魔王とのコラボ曲も収録した。
2019年にリリースした3rdアルバム「Kind of Pink」は、グラミー賞を3度受賞したデビッド・マシューズがアレンジとピアノで参加。
地上波人気テレビ番組への出演、テレビCMミュージックの作曲・演奏、アパレルブランドのPVに主演モデルとしても出演するなど多方面で活躍している。
2018年からはYouTuberとしての活動も展開し、その後1年足らずにして、ユッコ・ミラー公式YouTubeチャンネルのチャンネル登録者は10万人を超え、総再生回数は1500万再生回数を突破。
自身のブログの一日の最高アクセス数が40万アクセスに達し、Ameba芸能人・有名人ブログの人気ランキングにて第1位を獲得、また、JazzPage人気投票サックス部門で第1位を獲得するなど、インストゥルメンタルアーティストとして類希な人気を集めている。
AKI-C
トロンボーン奏者、作曲家、編曲家、音楽講師。
13歳の吹奏楽部入部をきっかけにトロンボーンを始め、19歳でプロ奏者としての活動を開始。
クラシック、ジャズ、ロック、ファンク、演歌等、オールジャンルでのライブサポート、レコーディング等を行う。
リーダーバンドでのCDデビュー等を経て、近年はトロンボーンカルテット"Throw Line"のメンバーとしても活躍。
野中貿易株式会社の展開する管楽器ブランド"ZO"のエンドーサーとなる。
YouTube等の動画投稿サイトにおいて演奏動画が人気となり、それを機に自身の編曲楽譜が多数出版されている。
Sumika
フランス在住、音が澄み香るサクソフォニスト。3つの国際コンクールで第1位を獲得したサクソフォン四重奏「Quatuor Avena」のテナーサックス奏者としてヨーロッパ各地で演奏活動をしながらも、ネット上では映画音楽・アニメソング等の親しみやすい楽曲をカバーするなど、従来の形に囚われない新時代の音楽家の形を発信している。 Youtubeチャンネル「Sumika Saxophone」は現在登録者10万人、総再生回数は1900万回を突破。(2023年現在) 奈良県出身。中学校の吹奏楽部でサクソフォンを始める。奈良県立高円芸術高等学校の音楽科を卒業。相愛大学音楽学部に特別奨学生として四年間在籍し、卒業。2016年より渡仏し、ストラスブール音楽院にてフィリップ・ガイス氏に師事。同音楽院を審査員満場一致のトレビアン・賞賛付きで卒業。2020年にストラスブール大学室内学科の修士課程を卒業。 2019年から2021年にかけて、日本の若手作曲家とタッグを組みソプラノサックスとピアノのための楽曲を制作・収録したCD「音ノ辞書」「音ノ雨」「音ノ銀河」をリリース。2023年にはフランスのメジャーレーベル「indésens」より、Quatuor Avenaの1stデビューCD「Massar」をリリース。 歴史あるフランスのサクソフォンメーカー、H.Selmer Paris社アーティスト。
要田詩織
北海道札幌市出身。小学校5年生からフルートを始める。
フェリス女学院大学音楽学部演奏学科卒業。同大学ディプロマコース修了。大学在学中、「オーケストラ協演の夕べ」でソリストとしてフェリス管弦楽団と共演。YouTubeのチャンネル登録者は5万人を超え、毎週金曜日に演奏動画を投稿している。フルートを松田有希子、八條美奈子、細川順三の各氏に師事。演奏だけではなく、チラシやCDのデザイン、楽譜の作成、映像関係の裏方や演奏会の企画なども手掛ける。エイベックス・エンタテインメント株式会社"muchoo"所属。最近はFlute VTuber柴音としても配信を行い、バーチャルでも演奏活動をしている。
今村耀
埼玉県入間市出身。ユーフォニアム・バリトン奏者。
埼玉県立芸術総合高校音楽科を卒業し、成績優秀者卒業演奏会に出演。日本大学芸術学部を経て尚美ミュージックカレッジ専門学校コンセルヴァトアールディプロマ科を修了。
大阪国際音楽コンクール部門最高位他、多数受賞。
日本ユーフォニアム・テューバ協会会報にダブルベルユーフォニアムの演奏が掲載。
ヤマハ演奏支援アプリ≪ふこうよアンサンブル~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~≫(響け!ユーフォニアム)開発に演奏提供し、関連イベントでの演奏も担当。
ヤマハ人工知能合奏システムと国際イベント・デジタルコンテンツエキスポ2017で共演。
吹奏楽雑誌「Wind-I mini vol.39」巻頭インタビュー掲載。
Wind Band Pressにて、エッセイ「音楽とお茶の愉しみ」連載中。各地のソロコンクールで審査員を担当したり、ラジオ・TV等のメディア出演やドラマやJ-Popの収録などスタジオワークも行い、関東地方を中心に多くのソロ公演をこなしている。
地元入間市周辺での活動にも力を注いでおり、有形文化財・旧石川組製糸西洋館リサイタルは受付開始後即完売。
2020年4月にはローカル局で1か月間特集番組の放送が行われた。
指導者としてはユーフォニアム等の金管楽器・吹奏楽の団体やソロで本選や全国大会入賞者を多数輩出しており、音楽大学より優秀指導者賞も授与されている。
Ensemble PETS、moiphics、小江戸ウインドアンサンブル各メンバー。好きなものはお茶と焼肉。
中原みづき
岡山県倉敷市出身。中学校よりトランペットを始めくらしき作陽大学音楽学部でトランペットを専攻。トランペットを谷津謙一、杉木峯夫の各氏に師事する。卒業後は服部管楽器でスタッフ兼トランペット講師として働きながらトランペット演奏や作曲活動をし、音楽家としての一面も見せる。2019年9月、全曲オリジナルトランペットインストCD『おんぷのたまご』をリリース。2022年1月、カバーアルバム『Rosso』をリリース。ロケットミュージックより楽譜の販売を行い、カバーからオリジナルまで数々の楽譜の出版も手掛ける。
荒川マナ
SAX&EWI奏者
東京都出身。
5歳よりピアノをはじめ12歳の時にサックスと出会う。
昭和音楽大学 音楽学部器楽学科 弦管打楽器指導者コース卒業。
YouTubeチャンネル「荒川マナの気まマナさっくす」にてレッスン動画を配信。
チャンネル登録者数は約5万人、総再生回数は750万回を超える。
favori musique音楽教室代表。
オンラインコミュニティ「Saxociety」管理人。
クラシックやジャズなどジャンルにとらわれずに演奏を行い、サックスという楽器を身近に感じてもらえることを目標にしている。
若林愛
洗足学園音楽大学を優秀賞を受賞し卒業。卒業演奏会、ヤマハ管楽器新人演奏会に出演。東京ミュージック&メディアアーツ尚美コンセルヴァトアールディプロマ科を修了。
クラリネットを角田晃・伊藤寛隆の両氏に、室内楽を山根公男氏に師事。
第五回クラリネットアンサンブルコンクール第一位受賞(日本クラリネット協会主催)をきっかけに2010年にキングレコードよりメジャーデビューしこれまでにキングレコードよりアルバムを4枚、ユニバーサルミュージックより2枚リリース。全曲タイアップ楽譜出版。
TV/CM 出演、吹奏楽、オーケストラ、 レコーディング、ライブやツアーで活動中。
・クラリネット教則本、EWI曲集「ELECTRIC COLORFUL」を出版。
・ロケットミュージックより木管五重奏楽譜を多数出版。編曲を担当。
☆ビュッフェ・クランポン契約講師
☆YAMAHAレゼルヴ・サウンド(マウスピース)広告出演
☆AKAI professional EWIエンドーサー
☆オリジナル曲「COLOR PALETTE」がBUFFET GROUPのアプリ「Urban Play」に日本人クラリネット奏者として初採用される。
☆ラーメン好きなミュージシャンとしても知られ、YokohamaWakar2016年5月号のラーメン女子部で特集される。
『木管五重奏カラフル』リーダー、ヴァイオリン天野恵とのユニット『Megumi♡Kei』、君塚仁子率いるオカリナユニット『君塚トリオ』のメンバーとしても活動中。
HP:https://www.megu-cla.com/
三浦こと美
12歳よりクラリネットを始める。
第11回万里の長城杯国際音楽コンクール管楽器部門高校の部第1位、第19回日本クラシック音楽コンクール高校の部4位(1.2位なし)など受賞。武蔵野音楽大学卒業。同大学卒業演奏会に出演。第33回ヤマハ管楽器新人演奏会クラリネット部門に出演。これまでに竹森かほり、三界秀実、秋山かえで、十亀正司の各氏に師事。
現在、フリーランス奏者として吹奏楽やオーケストラに参加。
また、アンサンブルでの活動も積極的に行い、第11回ルーマニア国際音楽コンクールアンサンブル部門 第1位をはじめ、第15回大阪国際音楽コンクールアンサンブル部門 、第8回セシリア国際音楽コンクール室内楽部門 最高位 等を受賞。イタリア・ピエディルーコ国際音楽祭に参加、現地オーディションでスカラシップ獲得。2015年度ヤマハ音楽支援制度「音楽活動支援」の対象に選ばれ、銀座ヤマハホールにてコンサートを開催する。
演奏活動の他、小学生~60代まで幅広い年代の個人レッスンをはじめ、後進の指導にもあたっている。
『Trio Horamiro』『クラリネットアンサンブルSHAKE』メンバー
スイカが大好物。
小口遥
「好き」を表現する演奏、「好き」を実現する演奏指導、「好き」をより追求する楽譜制作をすることを主軸に活動しているホルン奏者。
演奏面では、都内オーケストラへの客演や、東京ゲームタクト2017,2018,2019やMUSICENGINE公演への参加などゲーム音楽の演奏会に出演の他、企業のテレビCMやゲーム音楽のレコーディングへの参加など多岐にわたって活動している。
個々の技量が試される木管五重奏などの室内楽の舞台では、持ち前の器用さと機動力を活かして活動、自主企画制作を行っている。
また、2015年から自身のyoutubeチャンネルを開設。自身が楽器を愛好するきっかけとなった「好きな曲を楽器演奏で表現する」ことを追求し続けている。
演奏指導面では、多摩ユースオーケストラ、練馬ジュニアオーケストラ等の青少年のためのオーケストラへの指導や、楽器店での講師活動、フェリス女学院大学非常勤副手を兼任。自身の演奏活動で培った経験と知識を活かし、演奏することの楽しみとその楽しさを表現するための手法などの技能向上指導にあたっている。
楽譜制作においては、2015年から行っている自身のyoutubeチャンネルへの演奏動画投稿に関する楽曲や、有志で集まって開催する自主企画演奏会に向けての編曲制作を行なっている。その曲が持つ素敵なポイントを表現するために必要な研究と、それを表現するための記譜法を用いて作品を制作、提供している。
カリタス女子中学高等学校卒業後、東京音楽大学に進学。在学中に東京音楽大学シンフォニックウィンドアンサンブル台湾公演2011及び、東京音楽大学シンフォニーオーケストラ定期演奏会、欧州公演2012 ツアーへ参加。
卒業後、国内外のセミナーに参加しつつフリーランスのホルン奏者として活動を経て、2014-2017年まで東京芸術劇場ウィンド・オーケストラアカデミーに第1期生として在籍。現在もフリーランスのホルン奏者として活動している。
これまでにホルンを井手詩朗、水野信行、日高剛各氏に師事。
より詳細なプロフィールはこちら
https://harumame.com/profile-2/
鈴木瑛子
愛知県名古屋市出身。
武蔵野音楽大学卒業 (ピアノ科専攻)、バークリー音楽大学ジャズ作編曲専攻卒業。
2017年に当校より作曲作品が選ばれBarns and Noble 賞、2018年に Toshiko Akiyoshi 賞を受賞。
2018年よりピアノユニットEIKO+ERIKOを結成し、第18回東京JAZZフェスティバル(2019)、佐世保JAZZ at アルカスSASEBO 2019、また2021年に結成したピアノインストバンドEYRIEでは2021年のFUJIROCK、2023年の日比谷音楽祭,長崎ジャズフェスティバル、中州ジャスなど多数の音楽フェスティバルに出演。
米International Society of Jazz Arrangers & Composers(ISJAC)よりJames(Pat Metheny)のWind Ensembleアレンジ作品が選ばれ、テキサスで行われた2022 International Jazz Composers’ Symposiumのプレゼンターに選出され好評を博す。
同団体よりビッグバンドのオリジナル作品”Coming of Spring”が選ばれ2024年5月にテネシーで開催される2024 International Jazz Composers’ Symposiumのプレゼンターに選出される。
New Sounds in BRASS 2024のSPY×FAMILYメドレーの編曲を担当。
ジャズ吹奏楽団”WIND ROOTS”の専属作編曲家として活動する他、InterFM局で放送されている”Early Birds Music”という、クラシック、ジャズ、ファンク、フュージョン、ワールドミュージックなど歌のない音楽を中心に紹介をしていく番組のラジオパーソナリティとしても活動中。
斎藤 葉
ハープ奏者・作曲家。音楽家の両親のもと横浜に生まれる。作曲家斎藤高順は伯父にあたる。幼少時からピアノや作曲を行なっていたが、14歳からハープを始め東京藝術大学、同大学院、ローザンヌ音楽院卒。10代からフリーランスハーピストとしてプロ活動を始め、ソロ、オーケストラ、放送など幅広く活躍。30代で第3回日本ハープコンクール第2位。正統的クラシック活動の一方、あらゆるジャンルの音楽現場で活躍し、ピアノ・作曲の羽田健太郎や、オカリナ・作曲の宗次郎の薫陶を受け、独自の音楽観を身につけた。1997年スタジオ録音の現場でハープを弾いていた時、作曲家としてスカウトされ、1ヶ月後に全曲自作自演のリーダーアルバムがバンダイミュージックから出版された。以後我流の作曲作品を発表、JASRAC準会員。器楽曲は2020年、全音楽譜出版社より「斎藤葉《ラ・カンパネラ》による幻想曲~独奏ハープ のための」が出版された。日本ハープ協会理事。2002年、2009年、2016年、日本ハープコンクール審査員。2018年、2019年、全日本高等学校選抜吹奏楽大会審査員。2018年、エリックミヤシロ指揮Jacob Collier with Blue Note Tokyo Symphonic Jazz Orch.やOne Ok Rock with Orchestra Japan Tourや大野雄二You & Explosion Bandに参加した。「温故斬新」がモットー。オープンマインドの精神でハープ音楽を拓く。
和田信
1977年東京都あきる野市生まれ。
1996年青山学院高等部卒業。
2001年国立音楽大学器楽科(トランペット専攻)卒業。卒業演奏会出演。
同年、東京文化会館新進音楽家オーディションに合格、同コンサートに出演。
東京ミュージック&メディアアーツ尚美(現尚美ミュージックカレッジ専門学校)ディプロマコースを経て、2002年航空自衛隊に入隊。2020年まで約18年間、航空自衛隊の音楽隊員としてトランペット、ハープ、ピアノ奏者及び作編曲を担当する。
作曲の功績により防衛省より第3級賞詞及び防衛功労賞を2度受賞する。
2008年から2018年まで、マーチングブラスアレンジャーとして、京都にある一般マーチングバンド〈TONAN Marching Band The Gryphons〉のショーに長年携わる。
2020年11月に航空自衛隊を退職し、フリーランスとして活動中。
服部恵
福岡出身。東京芸術大学卒業。
ブルガリア打楽器国際コンクールDuo部門において1位なしの2位、特別賞受賞。
イタリア国際打楽器コンクールVibraphone部門にて1位受賞、総合優秀賞を受賞。
久石譲ピアノストーリーズコンサートツアー、NHK番組「The☆Star」の久石譲の特集にて共演、TV出演。
日本テレビ開局55年記念記念企画「アナウンサーコンチェルト」にて、音楽指導、TV出演。
メキシコのチアパスにて行われたフェスティバル「MARIMBISTAS2010」に日本代表として、招待演奏。
にっぽん丸・ぱしふぃっくビーナスなど豪華客船の国内外クルーズに乗船、演奏披露。
ももいろクローバーZ、さまざまなアーティストのCD、テレビ番組、CM、映画音楽、シエナウィンドオーケストラのレコーディングに参加。
フリーパーカッショニストとして、クラシック、Jazz、Pops、ラテンなどジャンルを問わず活動中。
オリジナルCD『小さな森』、クラシックビブラフォンCD『Vibra-canto BLUE』を絶賛発売中。
長野雄行
1972年生まれ、東京都出身。小学生より吹奏楽にて打楽器・トロンボーンを始め、吹奏楽の他にもオーケストラやアンサンブル、ビッグバンドでも経験を積み、現在も多岐に渡る演奏活動を続けている。演奏の他にも、東京都を中心に小中学校・高校のバンド指導や一般バンドの指揮を、また校歌のバンド用アレンジやオリジナル曲の提供等も行っている。吹奏楽を故熊崎義章氏、故原悠三氏に師事。トロンボーン、作曲は独学。
代表作は、2010年度全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅲ、吹奏楽のための民謡「うちなーのてぃだ」、うちなーのてぃだの原曲「Meltin' Blue ~青と碧の交わる島」、「輝きをその未来へ」など。
和田直也
1986年、福岡県北九州市出身。
2009年、東邦音楽大学音楽学部音楽学科作曲専攻を卒業。
在学中、作曲を長生淳氏に師事。
高校在学時から作曲家としてのキャリアをスタートさせ、吹奏楽作品の作編曲を中心に活動。
作品は日本をはじめアメリカ、オランダ、ベルギー等で出版・録音され、スクールバンドを中心に国内から海外に渡り幅広く親しまれている。
平成21年度北九州市民文化奨励賞受賞。
北九州市文化大使。
鳥羽山沙紀
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。作曲、編曲、ピアノを担当するユニット「海藻姉妹」においては、2013年千代田芸術祭音部門岸野雄一賞を受賞。オリジナル曲を収録したDVDとCDがOut One Discより発売されている。さっぽろ雪まつり×札幌国際芸術祭2017「トット商店街」にて音楽担当。また様々なグループで、ジャンルを超えた作曲、演奏を行う。さらに声楽を中心にピアノ伴奏者としても活動中。
大川勝己
13歳のころよりマーチングを始める。創価大学ロイヤルキルティーズ(現プライド オブ ソウカ)で活躍。 卒業後、米国バークリー音楽大学パフォーマンス科(トランペット)に学び、現在マーチングバンドの管楽器演奏指導、編曲、コンテスト審査員として活躍中。2009年神奈川県湘南台高校を日本一に導いた。毎年、国際マーチング芸術研究所主催クリニックにてグラスアンサンブル講座を担当、好評を博している。
山田雅彦
埼玉県出身。川越東高等学校、千葉大学法経学部経済学科を経て、2013年尚美ミュージックカレッジ専門学校 アレンジ・作曲学科を卒業。東京音楽大学 指揮研修講座 在籍。作曲を三上直子氏に師事。指揮を米津俊広氏に師事。公益社団法人日本吹奏楽指導者協会 会員。一般社団法人国際文化芸術協会 副理事長。ロケットミュージック株式会社 社員作編曲家。セレンディピティ・ウィンドオーケストラ指揮者。どんぐりの吹奏楽団指揮者。Arc-hive Philharmonic Winds指揮者。 吹奏楽、室内楽、器楽合奏の出版用アレンジを中心に、各地の演奏会、CD、ゲーム等の楽曲提供で活動。作編曲家としてのみならず、バンドディレクター、指揮者、レコーディングエンジニアの活動も積極的に行っている。
【主な楽曲提供先】
CD「ブラバン!甲子園』シリーズ(演奏:大阪桐蔭高等学校、Symphonic Wind Ensemble 21。発売:ユニバーサルミュージック)、CD「ブラバンももいろクローバーZ!」、CD「ブラバン AKB48!Vol.2』(演奏:シエナ・ウインド・オーケストラ。発売:キングレコード)、CD「究極の吹奏楽』シリーズ(演奏:航空自衛隊中央音楽隊、尚美学園大学。発売:ロケットミュージック)。CD「 GOLD POP」シリーズ(演奏:Osaka Shion Wind Orchestra。発売:キングレコード)、木管五重奏カラフル。実況パワフルプロ野球。モンスターストライク。
岩永知佳
福岡県出身、東京音楽大学作曲科映画放送コース卒業。
幼少の頃にピアノをはじめ、エレクトーン、ドラム、ラテンパーカッションをならう。中学生の時ヤマハジュニアオリジナルコンサート、インターナショナル大会に出場し、作編曲家を志すことを決意。中学生から和声、音大在学中にオーケストレーションを学ぶ。ピアノアレンジ、ストリングアレンジを得意とし、J-PopからBGMまで幅広く対応する。
現在、都内を中心にLIVE KEYBORDIST、ピアノ講師としても活動している。
栗栖明
22013年に尚美ミュージックカレッジ専門学校作曲学科卒業。 作編曲を佐藤賢太郎氏に師事。 主に劇伴制作や歌もの制作を手掛ける。
今村愛紀
埼玉県立伊奈学園総合高等学校、帝京大学文学部卒業。作曲を清水篤氏に師事。
第2回日本管打・吹奏楽学会作曲賞にて「組曲第1番」が佳作を受賞。
21世紀の吹奏楽 第19回“響宴“にて「Luna」が入選。
21世紀の吹奏楽 第21回“響宴“にて「Juvenile」が入選。
吹奏楽に限らず、オーケストラや弦楽四重奏、器楽合奏などの編曲も行い、出版されている作品数は150を超える(編曲作品を含める)。
作編曲家として活動するほか、吹奏楽指導、楽譜浄書、指揮等も精力的に行う。
三國浩平
石川県金沢市生まれ、野々市市育ち。小松市立高等学校芸術コース音楽専攻(専攻:作曲)、東京音楽大学作曲科卒業。これまでに作曲を鈴木英史、鈴木敬、堀井勝美、後藤加寿子、藤原豊、小六禮次郎の各氏に師事。
これまでの目立った活動として、ねんりんピック石川メインテーマオーケストラアレンジ担当(2010)、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭オープニング・ファンファーレ作曲(2010〜2011)、石川県野々市市市制記念式典音楽担当(2011)、21世紀の吹奏楽「響宴」出品(2012)、対馬市市制施行10周年記念「九州交響楽団コンサート」オーケストラアレンジ担当(2014)など。
作曲の会「Shining」会員、よつば吹奏楽団音楽監督。
http://mikku392.net/
関向弥生
桐朋学園大学附属子供のための音楽教室を経て、桐朋学園大学音楽学部作曲科を卒業。現在同大学研究科に在籍中。2014年、第24回京都フランス音楽アカデミーにおいて、エリック・タンギー氏のマスタークラスを受講し、奨励賞受賞。選抜生による受講生コンサートに出品。調布音楽祭をはじめとする音楽祭や数々の演奏会において作品を発表し好評を得る。また、尾高敦忠、野平一郎、Lei Liang各氏のマスタークラスを受講。
2015年、第37回桐朋学園作曲科作品展に選出される。同年、桐朋学園大学オーケストラ定期演奏会において、フルオーケストラ作品を初演。作品は東京オペラシティタケミツメモリアルをはじめとする国内の主要なコンサートホールで演奏されている。
アレンジャーとして、各出版社よりアレンジ譜を多数出版。また、劇伴音楽作曲、校歌の作曲など幅広く活動している。桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室非常勤講師(ソルフェージュ)。作曲を三瀬和朗、金子仁美の各氏に、ピアノを三瀬あけみ、石岡久乃の各氏に師事。
滝陽太
フランス共和国イル=エ=ヴィレーヌ県生まれ神奈川県育ち。 東京音楽大学音楽学部音楽学科作曲指揮専攻作曲芸術音楽コース卒業。 同大学院音楽研究科修士課程音楽教育専攻ソルフェージュ研究領域修了。 SNSをきっかけにゲーム音楽のオーケストラが企画されたことをきっかけにサブカルチャー音楽のオーケストラ、吹奏楽、合唱公演のアレンジを担当している。
下中拓哉
東京都新宿区出身。尚美ミュージックカレッジ専門学校音楽総合アカデミー学科作曲コース(4年制)を卒業。作曲を徳備廉純、高橋伸哉の各氏に師事。在学中にリコーダーの研鑽を積み、ポピュラージャンルでのリコーダー奏者としての演奏活動のほか、指導者としても活躍。東日本の小学校を中心に年間200校ほど訪問し、リコーダー講習を行う。そのほか、小学生のための器楽合奏や管楽器のための編曲作品が多数出版されている。現在、東京リコーダー協会 AULOS講師、リコーダー奏者、作編曲家。
増井咲
東京音楽大学ピアノ科卒業。これまでにピアノを川上昌裕、松尾英美、作編曲を石川芳、糀場富美子、佐々木邦雄、藤原豊、ジャズピアノを槙田友紀に師事。「ピティナ×月刊ピアノ 編曲オーディション」にて入賞し、PIANO STYLE、ミュッセ、ぷりんと楽譜より楽譜発売。大学在籍中より、オリジナル楽曲の発表の場として「PRISM Orchestra」の活動を開始。2017年には「イオンのランドセル」のCM音楽を担当する他、斎藤ネコ氏をゲストに迎え、画家との即興ライブペインティングを行う。また、音楽映像ユニット「ンジャマタナ」としてライブ活動やミュージックビデオの制作を行っている。2018年3月には、初の管弦楽曲「Fais de beaux rêves!(いいゆめを)」を初演。現在、ドラマ・映画・CMの楽曲制作や編曲、オリジナル曲の演奏活動など、幅広く活動中。
伊藤大騎
1996年6月29日、東京都板橋区生まれ。尚美ミュージックカレッジ専門学校アレンジ作曲コース(4年制)を卒業。作編曲を篠崎秀樹、高橋伸哉の各氏に師事。 器楽合奏・室内楽・吹奏楽・ビックバンド等の幅広いジャンルの編曲を手がけ、複数出版されている。 また作曲においては、母校のOBOG吹奏楽団に対して設立記念の委嘱作品である「Bright Bright celeBrations!」を提供した。 現在はフリーの作編曲家として活動。
長門佑紀
1995年、神奈川県生まれ。
10歳より所属校内のブラスバンドクラブ、及び吹奏楽部(団)に所属し、Oboe、Clarinet、Euphonium、その他持ち替え楽器等を歴任。17歳の時に学生指揮者に就く事をきっかけに、指揮法を学び始める。これまでに佐渡裕、飯森範親、各氏の講習会等に参加する他、Douglas Bostock東京指揮セミナーVol.2を受講し、修了。大学在学時は教育学を専攻し、板野和彦氏の元で”音による教育”に関して研究を重ねる。
現在尚美ミュージックカレッジ専門学校 音楽総合アカデミー学科在学。入学と同時に作曲を学び始める。作曲を篠崎秀樹、高橋伸哉、各氏に師事。作曲の会「Shining」会員である他、作編曲及び譜面の提供、中高生を中心とする合奏、演奏指導の活動も勢力的に行なっている。
「島根県川本町湯谷温泉♨︎吹奏楽作曲コンクール」にて、自作『交響詩「湯谷に生きる」』で第2位を獲得した。
佐藤静香
小学校よりピアノ、中学校の部活動でトランペットを始める。
福岡女子短期大学音楽科トランペット専攻卒業。
トランペットを野田健一、村里修二の各氏に師事。作曲は独学。
Grand Mesa社、ロケットミュージック社より吹奏楽譜、器楽合奏譜を出版。
小川愛華
7歳よりピアノを、12歳より打楽器を始める。千葉県立幕張総合高等学校卒業。在学時は、ソロ・アンサンブルコンクール等に出場。2020年、東京音楽大学音楽学部器楽科打楽器専攻卒業。マリンバ・打楽器を、片岡寛晶、菅原淳、久保昌一、神谷百子の各氏に師事。また、作曲を、植田彰に師事し、作曲・編曲活動も積極的に行っている。
近藤悠介
1993年神奈川県横浜市生まれ。日本工学院専門学校(蒲田キャンパス)サウンドクリエイターコース(作編曲)卒業。 第29回朝日作曲賞 入選。マーチ「エイプリル・リーフ」が2019年度全日本吹奏楽コンクール課題曲として採用される。 2020年、東京都町田市立南大谷中学校吹奏楽部からの委嘱で作曲した「Espoir」が大江戸シンフォニックウィンドオーケストラ作品公募に入選。 現在、吹奏楽、合唱曲、アンサンブルなど多くの団体から作編曲の委嘱を受け、作品を提供、出版を行っている他、吹奏楽団での客演指揮、ピアノ演奏、ソリストの伴奏やバックバンドのキーボーディストとしても活動を行っている。
會田瑞樹
1988年宮城県仙台市生まれ。2010年日本現代音楽協会主催”競楽Ⅸ”第二位入賞と同時にデビュー以降、これまでに300作品以上の新作初演を手がけ「初演魔」の異名をとる打楽器/ヴィブラフォン奏者。作曲家として2019年第10回JFC作曲賞入選、2021,2023年リトアニア聖クリストファー国際作曲コンクール特別賞を2度にわたり受賞。2022年2月には東京都「アートにエールを!」採択事業として初の自作自演個展を開催。10月には自らが作曲を手掛けた《祭禮—二台のヴィブラフォンのための協奏曲—》を新田ユリ指揮、京都室内合奏団とともに世界初演。2023年10月には全45曲からなる《北原白秋のまざあ・ぐうす》を発表。『今年出会った「新作」の中で、将来の育ち方が最も楽しみなひとつ。リミックスの時代たる21世紀の「創作」』(渡辺和氏)等の賞賛を受ける。2020年発売の最新アルバム「いつか聞いたうた ヴィブラフォンで奏でる日本の叙情」は年間最優秀ディスクとなる第59回レコードアカデミー賞受賞。ヴィブラフォン、現代作品の魅力を多彩に紹介した成果により令和2年度大阪文化祭奨励賞、令和3年度宮城県芸術選奨新人賞受賞。かなっくホールレジデントアーティスト。千代田区立九段小学校“九段planets”サポーターとして指揮者の任にあたるなど、ジャンルを越えた縦横無尽の活躍が続いている。
2024年6月にはタイ・バンコクにおいて新作《日比谷》(萩原恭次郎詩)永野伶実氏委嘱作品《優しい女》両作品の初演は大きな反響を集めた。8月には指揮者として千代田区立九段小学校“九段planets”を率いて第72期TBSこども音楽コンクールに楽団創設以来の初参加。9月にはリトアニア・ヴィリニュスにおいて、モデスタス・バルカウスカス指揮、聖クリストファー室内合奏団シーズンオープニングコンサートに6年ぶりにソリストとして招かれ、自らが作曲を手掛けた《Stardust —Concerto for Vibraphone and Strings Orchestra—》初演、11月には渕田嗣代氏委嘱作品《鶯の歌》(北原白秋詩)の初演が予定されるなど、演奏、創作の両面からその音楽性を発揮し続けている。
ホームページ
http://mizukiaita.tabigeinin.com
小谷有人
1991年千葉県船橋市生まれ。幼少の頃より父親の影響でクラシック、ポップス、ジャズ、テクノ、ゲームミュージックなど多岐にわたりCDやカセットで聴き込む事となる。
中学校で管弦楽、高校で吹奏楽を共に打楽器で担当。2010年尚美ミュージックカレッジ専門学校アレンジ・作曲学科(2年制)に入学。1年次にて成績優秀者として学内レーベル「D – MAC RECORDS」‘AVE 10 ’に参加。2012年同専門学校音楽総合アカデミー学科アレンジ・作曲コース(4年制)に3年次として編入。2013年、学内レーベル‘ZAVA8 ’に参加。
現在、木管・打楽器のアンサンブル編曲を中心にしつつ、作曲や一般バンドでのエキストラとして活動している。
作曲を八木澤教司、岩田学、露木正登。ピアノを荒 玲子。打楽器を増田博之。サクソフォーンを有村純親各氏に師事。
小林直哉
幼少期にピアノを習い音楽に触れる。中学時代にサックスを吹き始め、サックスの魅力の虜に。映画を通じて音楽が人に与える感動を知り作編曲の道へ。2015年、尚美ミュージックカレッジ専門学校4年制アカデミー学科卒業。 作編曲を隼田義博氏に、ジャズ理論を篠崎秀樹氏に師事。 主な仕事はミュージカルの作編曲や劇伴制作。
ミュージカルのアレンジとしては『メリー・ポピンズ』『トップ・ハット』『南太平洋』『Me & My Girl』『Hello, Dolly!』等を手掛ける。
小松孝文
音楽大学を卒業後一般企業に就職するものの、1年後には退職しフリーランスとしての活動を始める。教育現場のための作編曲や楽譜浄書、指導などを行っている。
関口孝明
1987年東京都生まれ。尚美学園大学作曲コース実技首席で卒業。同大学院芸術情報研究音楽表現専攻を学費全額免除の特待奨学生として修了。作曲法とDTMを坂田晃一、音楽理論を安彦善博、山下恵、吹奏楽を高橋伸哉、ジャズ理論を三木俊夫の各氏に師事。ホルンを南浩之、ピアノを夢藤哲彦、ヴァイオリンを小口佳子の各氏に師事。
2015年 XJAPANリーダーのYOSHIKIプロデュースのファッションショーにおけるYOSHIKI本人のピアノ演奏のバックのストリングスアレンジを担当。
2008年から現在に至るまでフジテレビ「ものまね王座決定戦」シリーズのアレンジャーの一人として参加。
埼玉県川越市の合唱団「バーナベコーラス」から委嘱を受け、「不老川の応援歌」を作曲。この作品に対して国土交通省新河岸荒川下流河事務局より表彰を受ける。また川越市内の小中学校で第二校歌として歌われている。
日本テレビ「24時間テレビ」ミュージックサポーターとして参加。演奏者のための音源、並びに劇中のBGMの1部を作成。
Sony Music Japan InternationalよりCDをリリースしている歌手「HIMEKA」の北欧におけるオーケストラとのジョイントコンサートの楽曲全曲の編曲を担当。
今までに、東京吹奏楽団、東京ニューシティフィル管弦楽団、東京ロイヤルフィルハーモニック管弦楽団、新・八王子ウィンドオーケストラ、和楽団「煌」の演奏会楽曲の編曲を担当。
歌手「中村繪里子」のアルバム「中村繪里子GO!GO!LIVE!らららなかむランド~LoveLaughLive~」の収録曲である「花」のストリングスアレンジを担当。
アニメ「ワルキューレロマンチェ」のサウンドトラックの編曲を担当。
(株)コーエーテクモゲームス第1回ゲームミュージッククリエイターコンテストにおいて入賞し、(株)コーエーテクモゲームスに楽曲提供を行う作曲家としての契約を結ぶ。
コーエーテクモゲームス主催ネオロマンス20thアニバーサリーコンサートにアレンジャーとして参加。
金シャチけいばNAGOYAファンファーレ募集に対し、157曲の応募の中から自作曲の作品が採用される。
〈主な作品〉交響詩「永遠の都」、萩の空〜奇兵隊に寄せて〜(ティーダ出版社)、フィリアス・フォッグ・マーチ(サウンズ・ネット出版社)
関口孝明Webサイト http://takaakisekiguchi.muse.weblife.me/#id65
矢賀部竜成
1986年ヤマハ主催ポピュラーソングコンテスト通称「ポプコン」で小森田実&ALPHAのキーボードとしてグランプリ受賞。上京して音楽活動、その後 CHAGE and ASKA、中島みゆき、徳永英明、MULTIMAXなどのツアー、レコーディングに参加。コンサートでは1000本を越える。同時にアレンジャー、作曲家、音楽プロデューサーとしても活動開始。C&A、ASKAソロのコンサートに関しては(2000~2010年)、オープニング、エンディングムービー用音楽(DVD用)を作曲(「THE LIVE」,「TWO FIVE」,「熱風」,「W」,「昭和が見ていたクリスマス」 「昭和が見ていたクリスマスⅡ」etc)。Popsと並行して劇伴(TVドラマ、映画音楽、CMなど)にも力を入れ、1992年フジTVドラマ「振り返れば奴がいる」(脚本;三谷幸喜、主演;織田裕二、石黒賢)のサントラ版で1993年日本ゴールド ディスク大賞「インスト部門」受賞。1998年、突然「田舎で曲作りをしたい」衝動に駆られ、ふるさと熊本に戻る。長年の目標だった「自然の中で音楽を作る」目標達成。2005年愛地球博JAXA(宇宙航空研究開発)主催「JAXA宇宙の音楽キャンペーン」にてグランプリを獲得。(JAXAのイメージソングとなる)
COLORFUL
クラリネット4重奏、2009年メジャーデビュー、愛らしいルックスで人気を集める。
2008年3月、第5回クラリネットアンサンブルコンテストにて第一位受賞。
松浦正敏
1957年宮城県石巻市出身。
大学在学時から都内楽譜出版社でアルバイトを経験。その後、米国テキサス州のサザンミュージック楽譜出版社で研鑽をつむ。
帰国後、地元の楽器店に就職する傍ら『石巻S.W.E』『石巻専修大学S.W.O』『石巻消防音楽隊』の指揮者を歴任。本社転勤後、社内に『サンリツB.O』を組織。常に吹奏楽を通して地域の人たちとの交流を行う。
2011年7月から仙台に本社を置く株式会社三立(サンリツ楽器)代表取締役社長。臨時災害ラジオ局ラジオ石巻では"まっちゃん先生"の愛称で『ブラバン・ブラボー!』を企画・出演。毎週30分間被災地に元気な吹奏楽を送り続けている。
ジョセフ・オリヴァドーティ
イタリアのカラブリア州コルターレに生まれる。家族全員が音楽家という家庭に生まれ、7歳で町のバンドのメンバーとなる。これが認められて家庭教師をつけた本格的な勉強を開始し、ホルン、サクソフォーン、クラリネット、作曲を学ぶ。1911年、18歳で渡米。ニュージャージー州アトランティックシティの「ジョセフ・ド・ヴィトー・バンド」でアメリカ最初の仕事をする。1914年にミネソタ州に移り、ヒビングなどを拠点に地方の劇場や音楽団体で演奏や指揮を行う。1920年、ハロルド・バックマンを中心とする「ミリオン・ダラー・バンド」に所属し各地を巡業する。1924年、アメリカの市民権を取得し、翌年シカゴへ移住。ヴァンダークック音楽大学の教員を務めると同時にシカゴ交響楽団でもオーボエ奏者として活躍する。1942年、海軍に召集され2年8か月勤務。終戦後はカリフォルニア州ロングビーチに移住、地元のオーケストラや市民バンドにてオーボエを吹きながら作曲、指導をした。1951年に米国作曲家作詞家出版者協会会員となる。1967年、海軍士官候補生部隊の新しい公式行進曲の作曲募集にて入選する。1979年に死去した。
フランシス・ヴィヴィアン・ダン
1908年12月24日、父が、英国王立ライフル連隊第2大隊軍楽隊長として勤務していたインドのジャバルプルで生まれました。1923年から2年間ドイツのケルン音楽学校で学び、後ロンドンの王立音楽院に移りました。卒業後クイーンズ・ホール・プロムナード管弦楽団やBBC交響楽団の第1ヴァイオリン奏者をつとめていました。1931年9月かれはイギリス軍楽隊史上最年少の22歳という若さでポーツマス海兵隊バンドの指揮者になり、1953年から王立海兵隊音楽学校の校長に就任しました。その間イギリス王家の行事にも数多く参加し、特に1953年から翌年にかけてのエリザベス女王のイギリス連邦各国訪問に際してそのお召し艦のバンドの隊長としてお供し、その功績により勲章も受けています。1968年退任し、民間のオーケストラの指揮などしていましたが、1995年4月3日、英国のサセックス州ヘイワード・ヒースで、肺がんのため亡くなりました。