作曲者 | Francis McBeth(フランシス・マクベス) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | この「限りなき大空の殿堂で」は、マクベスのこれまでの集大成ともいうべき作品で、ワシントン米国空軍軍楽隊の委嘱で1993年の夏に作曲されました。 1994年3月にハワイで開かれたJBA(Japanese Band Directors Association 日本吹奏楽指導者協会)とABA(American Bandmasters Association 米国吹奏楽指導者協会)の合同会議(3月26日夜)のガラ・コンサートで同軍楽隊の演奏、作曲者の指揮で初演されました。 タイトルは第2次世界大戦で戦死した若いアメリカ人のパイロット、ジョン・ギルスピー・マギー・ジュニアがつくった「High Flight(飛翔)」という詩(ニューヨークのプトナムズ・サンズ出版社)から取られています。 曲は3つの楽章からできていて、次のようなサブ・タイトルと内容をもっています。 第1楽章 First Flight(初飛行) ダイダロスとイカロス ダイダロスはギリシャ神話の天才的な技術者。イカロスは父のつくった翼で空を飛んだが高く飛びすぎ、太陽の熱でロウが溶け、イカリオス海に墜落してしまうという神話の人物。打楽器とトランペットからはじめられる劇的な楽章です。 第2楽章 Kitty Hawk(キティ・ホーク) オルビルとウイブル アメリカのライト兄弟が、1903年12月17日にはじめて飛行に成功したキャロライナ州の地名。静かなムードにはじまり、初飛行の感動が盛りあがります。 第3楽章 High Flight(より高く) ビージーとブラックバード 空軍の最新鋭機の名前をもつこの楽章は、輝かしさと、静かな歌の入り交じった、やはり劇的なムードをもつ楽章です。 (秋山紀夫) |
解説2 | ※ロケットミュージック代表の助安博之はアメリカの出版社「Southern Music Co.(サザン・ミュージック・カンパニー)」に日本人初の社員として8年間勤務。「Southern Music Co.」専属作曲家のFrancis McBeth(フランシス・マクベス)とは長年親しくさせていただいた同僚です。 |
編成 | スコア識別 Full Score 木管楽器 Piccolo Flute 1 Flute 2 Oboe Bb Clarinet 1 Bb Clarinet 2 Bb Clarinet 3 Eb Alto Clarinet Bb Bass Clarinet Bassoon Eb Alto Saxophone 1 Eb Alto Saxophone 2 Bb Tenor Saxophone Eb Baritone Saxophone 金管・弦楽器 Bb Trumpet 1 Bb Trumpet 2 Bb Trumpet 3 F Horn 1 F Horn 2 F Horn 3 F Horn 4 Trombone 1 Trombone 2 Trombone 3 Euphonium Tuba String Bass 打楽器 Percussion |