作曲者 | James Barnes(ジェームズ・バーンズ) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
収録曲リスト | I . エレジア(悲歌) Elegia/II. ヴァリアツィオ一二・インテルロッテ(中断された変奏曲) Variazioni Interrotte/III. フィナーレ(終曲) Finale |
解説 | この交響曲第2番は1981年の夏に作曲され、1982年2月28日、カンザス大学シンフォニック・バンドより初演(指揮:ロバート・フォスター)されました。 曲は3つの楽章からできています。第1楽章「エレジア」:テューバと低音木管により静かに開始される序奏を持つソナタ形式の曲です。バーンズらしい抒情性とドラマティックな面が巧みに組みあわされた楽章です(7分14秒)。第2楽章「ヴァリアツィオ一二・インテルロッテ」:オーボエによって提示されるスケルツォ風な2小節の主題にもとづく7つの部分からできている変奏曲で、主題はいくつものソロで引き継がれます(7分50秒)。第3楽章「フィナーレ」:この楽章は6/8拍子、アレグロ・エネルジーコの元気のよい楽章で、やはりソナタ形式で書かれており、金管の活躍する華やかな楽章です。この第3楽章は6分30秒で、コンクールの自由曲としてもとりあげたい曲です(6分30秒)。 この曲はチョス・ミュージックの作曲賞を受け、同社のレンタル譜でしたが、1992年にサザン・ミュージックに権利が移り、2000年に同社から出版されました。 (秋山紀夫) |
解説2 | ※ロケットミュージック代表の助安博之はアメリカの出版社「Southern Music Co.(サザン・ミュージック・カンパニー)」に日本人初の社員として8年間勤務。「Southern Music Co.」専属作曲家のJames Barnes(ジェームズ・バーンズ)とは長年親しくさせていただいた同僚です。 |