作曲者 | Alfred Reed(アルフレッド・リード) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | リードがブラジルのサン・パウロ州立バンドの委嘱で作曲し、1999年6月25日サン・パウロで、ロベルト・ファリアスの指揮で初演されました。曲はブラジルの民謡で狩の歌(カント)と、南ブラジルやウルグアイのダンス(カムドムベ)を用いて作られていて、2曲は続けて演奏されます。カントは8/6拍子でゆっくり開始され、スペインのロドリーゴのような美しいメロディーで、豊かなサウンドとも続いて、クライマックスを作ったあと消えてゆきます(約4分20秒)。すぐ打楽器に導かれてサンバ風なリズムとなり舞曲が始まります。トロンボーンのメロディーに始まるリズミカルな曲で、ホルンの第2主題も出ますが、木管がリズミカルに続き、すぐにぎやかさが戻ってきます。終わりの盛り上がりも充分。大編成の高校バンドや一般バンドには見逃せない曲。(秋山紀夫) |