作曲者 | Vincent Persichetti(ヴィンセント・パーシケッティ) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | ページェントはABA(American Bandmasters Association 米国吹奏楽指導者協会)の委嘱により、1953年1月に作曲された、パーシケッティの3番めのバンドのための作品です。この曲のテーマとなるホルンの独奏に導かれて、クラリネットを中心とするゆっくりとしたコラール風な美しい序奏の部分が続きます。その後、小太鼓によって開始される速い主部に入ります。この部分は、パレードやフェスティヴァルの雰囲気をもった楽しくにぎやかな部分です。最後には、この曲の2つの主題が同時に奏されて、クライマックスを形成します。 1953年3月7日、フロリダ州のマイアミで開かれたABAの総会の席上、作曲者自身の指揮によりマイアミ大学バンドの演奏で初演されました。 ニューヨークでの初演は、1953年6月19日、作曲者の指揮でゴールドマン・バンドにより行われました。 (秋山紀夫) |