編曲者 | 木村吉宏(キムラ・ヨシヒロ) |
作曲者 | Peter Ilyich Tchaikovsky(ピョートル・チャイコフスキー) |
シリーズ | 輸入クラシックアレンジ(中上級) |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | この曲は、有名なナポレオンのモスクワ攻撃が失敗した年をタイトルにして作曲された、一種の描写曲です。そのために、フランス国歌の「ラ・マルセイエーズ」があらわれ、ほかにロシアの国歌(実は2曲とも1812年には作曲されていない)などのテーマも出て、ロシアの国歌がフランスの国歌にうち勝ってしまうというように書かれています。曲は、第1のラールゴのロシアのコラール(ギリシャ正教のもの)と、第2のロシア軍とナポレオン軍の戦いをあらわす部分、そして、第3の勝利のコラールの3つの部分からできていて、最後の部分では、鐘や大砲の音も加えられます。この版は木村吉宏氏が、グレード5、15分47秒に編曲したものです。(秋山紀夫) |