編曲者 | 高橋 徹(タカハシ・トオル) |
作曲者 | Albert William Ketelbey(アルバート・ケテルビー) |
シリーズ | 輸入クラシックアレンジ(中上級) |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | イギリスの作曲家、指揮者、そしてピアニストであるアルバート・W・ケテルビー(1875-1959)は、東洋音楽をベースにしたカラフルな楽器法でよく知られています。声楽作品も書きましたが、やがて雰囲気のある娯楽音楽に力を注ぎ、サイレント映画の伴奏によく使われました。有名な音楽出版社のためにも働き、コロンビア・グラモフォン・カンパニーでは音楽ディレクターを長年務めました。1920年に書かれた「ペルシャの市場にて」は、エキゾチックなタイトルの短い音詩です。ケテルビーは他に「修道院の庭にて」、「中国寺院の庭にて」、「エジプトの秘境」などの音詩も書きました。「ペルシャの市場にて」の音楽は、ラクダを連れた隊商や叫ぶ物乞い、美しい王女の到着、そして王女が奇術師や蛇使いを見物するイメージを描いています。太守が市場の賑わいを中断させた後、物乞いの叫び声が再び聞こえます。王女は出発の準備にかかり、隊商は旅を再開します。王女と隊商のテーマが遠くに聞こえ、市場には人がいなくなります。高橋徹によるコンサート・バンドのためのアレンジは、原曲の雰囲気を存分に生かしています。(フル・スコアーより) |
編成 | Score/Piccolo/1st Flute/2nd Flute/Oboe/Eb Clarinet/1st Clarinet in Bb/2nd Clarinet in Bb/3rd Clarinet in Bb/Alto Clarinet/Bass Clarinet/Bassoon/1st Alto Saxophone/2nd Alto Saxophone/Tenor Saxophone/Baritone Saxophone/1st Trumpet in B♭/2nd Trumpet in B♭/3rd Trumpet in B♭/1st Horn in F/2nd Horn in F/3rd Horn in F/4th Horn in F/1st Trombone/2nd Trombone/3rd Trombone/Euphonium/Tuba/String Bass (Electric Bass)/Percussion |