作曲者 | 片岡寛晶(カタオカ・ヒロアキ) |
シリーズ | ソロ(木管,金管,打楽器) |
編成概要 | マリンバ |
解説 | 日本古来の思想で、神霊は、異なった霊能をもつ別個の霊魂から複合的に構成されていると考えられており、その中のひとつが、和魂(ニギミタマ)と呼ばれていました。神の優しく平和的な側面を意味し、仁愛、謙遜等の妙用とされています。 この曲を手掛けるにあたり、改めてマリンバの音に耳をすませイメージを膨らませていたところ、木の温もりを感じる事ができました。ニギミタマという標題を基に、マリンバの音色が相まって、挑戦しがいのある作品になるのではないかと思い、音を紡ぎ完成させました。 (片岡寛晶) ※冒頭(1小節目)はカデンツァとして捉え、自由なテンポで演奏してください。以後、ゆったりとしたテンポの箇所においては、音の向かうエネルギーを感じながら、少々アゴーギグを意識されると良いでしょう。テンポの変わり目は、推進力を大切にしてください。マレットの選択は、曲の始まりから終わりまで、各場面ごとに表現できるものであれば、持ち替えなしでそのまま演奏して頂きたいのですが、うまくいかない場合は、Bに入る前に、曲の雰囲気を壊さぬよう配慮し、ハードマレットに持ち替えて頂いても結構です。 |
解説2 | 4oct.マリンバで演奏可能な無伴奏ソロ曲。 |
編成 | Marimba (無伴奏) |