作曲者 | Johann Sebastian Bach(ヨハン・セバスティアン・バッハ) |
シリーズ | ピアノ(クラシック) |
編成概要 | ピアノ(原典版) |
ページ数 | 23 |
校訂者 | Ullrich Scheideler |
校訂者訳 | ウルリヒ・シェイデラー |
運指研究者 | William Youn |
運指研究者訳 | ウィリアム・ヨン |
解説 | 本書は、全6曲からなる舞曲組曲で、クラヴィーア練習曲集第1巻(1731年刊行)の冒頭を飾る作品です。1726 1730年頃に作曲され、バッハ自身が独立した版で出版した後、全曲をまとめて「作品番号1」として刊行したことからも、この連作に寄せた自負と意欲がうかがえます。舞曲の多様な形式と緻密な対位法、さらに高度な技巧的要素が融合し、学習者にとっては鍵盤様式習得の優れた教材であると同時に、演奏会用レパートリーとしても高い芸術的価値を持ちます。本版は原典資料に基づき修訂され、バッハ周辺の訂正譜に見られる異同も注記で示されています。ユン・ウィリアムによる運指は音楽的ニュアンスに即した実用的なもので、付録として華麗な装飾を伴うサラバンド異稿も収録されており、研究・演奏双方に役立つ内容です。 |
解説2 | ヘンレ原典版とは.....ドイツの名門出版社ヘンレは「作曲者自身の書いた自筆譜を検証し、出来るだけ原典に近づける」をコンセプトに専門家が十分な時間をかけて丁寧につくりあげた譜面を出版しています。また、ただ原典に忠実なだけではなく、その計算された美しいレイアウトは非常に読みやすく、世界中のプロ奏者・指導者・研究者・音大生などの圧倒的支持を得ています。 |
編成 | Piano solo |