作曲者 | Ludwig van Beethoven(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン) |
シリーズ | ピアノ(クラシック) |
編成概要 | ピアノ(原典版) |
ページ数 | 22 |
校訂者 | Joanna Cobb Biermann |
校訂者訳 | ジョアンナ・コブ・ビアマン |
運指研究者 | Haochen Zhang |
運指研究者訳 | ハオチェン・チャン |
解説 | 1794 95年頃に作曲されたベートーヴェンの《ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 作品129》は、通称「失われた小銭への怒り」として広く知られるユーモラスな小品です。この副題は後世に書き加えられたもので、作曲者自身は「Alla Ingharese quasi un Capriccio(ハンガリー風に、ほとんど奇想曲のように)」と題しています。軽快なリズムや跳ねるような旋律、戯画的な表情が魅力で、シューマンが「これほど愉快な小品はない」と評した逸話も残されています。民族舞曲風の勢いや即興的な自由さに富み、演奏会のアンコールにも適した作品です。本ヘンレ原典版は最新の研究成果に基づき校訂され、ピアニスト張昊辰による実用的な運指を付した、学習にも実演にも信頼できる楽譜です。 |
解説2 | ヘンレ原典版とは.....ドイツの名門出版社ヘンレは「作曲者自身の書いた自筆譜を検証し、出来るだけ原典に近づける」をコンセプトに専門家が十分な時間をかけて丁寧につくりあげた譜面を出版しています。また、ただ原典に忠実なだけではなく、その計算された美しいレイアウトは非常に読みやすく、世界中のプロ奏者・指導者・研究者・音大生などの圧倒的支持を得ています。 |
編成 | Piano solo |