作曲者 | Muzio Clementi(ムツィオ・クレメンティ) |
シリーズ | ピアノ(クラシック) |
編成概要 | ピアノ(原典版) |
ページ数 | 31 |
校訂者 | Paul Mies |
校訂者訳 | ポール・ミース |
運指研究者 | Hans-Martin Theopold |
運指研究者訳 | ハンス=マルティン・セオポールド |
解説 | 1821年に作曲されたクレメンティの最後のピアノ・ソナタであり、唯一の標題音楽的作品。古代ローマの詩人ウェルギリウスの叙事詩『アエネーイス』に登場するカルタゴの女王ディドの悲劇を描いています。全3楽章からなり、第1楽章は、悲劇的な序奏から始まり表情豊かな主部へと展開します。第2楽章は、ディドの嘆きを表現し、続く第3楽章では、絶望と狂気が音楽的に描写されています。クレメンティの作曲技法と感情表現の頂点を示す作品で、「捨てられたディドーネ」の呼称で親しまれています。 《収録曲》 第1楽章「Largo patetico e sostenuto Allegro ma con espressione」 第2楽章「Adagio dolente」 第3楽章「Allegro agitato, e con disperazione」 |
解説2 | ヘンレ原典版とは.....ドイツの名門出版社ヘンレは「作曲者自身の書いた自筆譜を検証し、出来るだけ原典に近づける」をコンセプトに専門家が十分な時間をかけて丁寧につくりあげた譜面を出版しています。また、ただ原典に忠実なだけではなく、その計算された美しいレイアウトは非常に読みやすく、世界中のプロのピアニスト・指導者・研究者・音大生などの圧倒的支持を得ています。 |
編成 | Piano |