作曲者 | 瓜生郷子(ウリュウ・キョウコ) |
シリーズ | 鍵盤楽器 |
解説 | 鍵盤ハーモニカ・キーボード・木琴・鉄琴などのための、こどもたちが魔法のことばで楽しく覚える教則本! DVD付きでわかりやすく解説! 4歳くらいのお子さんをお持ちで、ミニ鍵盤などでお母さまが子どもに自分で教えようと思う方には最適です。 こどもたちは、楽器を演奏することが大好きです。そして、メロディを弾けることに興味津々です。覚えた階名( ドレミ…) を楽器で奏でられるのはとても素敵なことです。 また、演奏ができるようになった曲は、いろいろな所で披露したいと意欲をふくらませ、それに伴っていろいろな楽器を演奏してみたいと思うようになります。 音名が書いてある楽器に慣れているこどもは、最初の音を教えてもらっても音が飛ぶところになるとたいていは止まってしまい、そこからは探り弾きとなってしまいます。 また、ふだん使っている楽器に色が貼ってあり色だけで覚えているこどもは、違う楽器での演奏はますます難しくなってしまいます。 小さなこどもでも、音名の書いていない鍵盤で演奏できないものかと試行錯誤をして、こどもが楽しく遊びながら鍵盤の位置を覚えられるように工夫してみました。 この導入法では、「魔法つかいから教えてもらう4 つの呪文」黒鍵から白鍵の音を見つけだす4 曲のうた…を楽器や紙鍵盤で触れるようにします。 そして音が書かれていなくても音探しができるようになり、鍵盤楽器であれば、違う楽器でも覚えた曲を演奏出来るようになります。 この方法はクラス単位での導入にも向いていますから、いろいろな方々にヒントとしてお知らせできれば幸いです。 (瓜生郷子) |
解説2 | 《著者プロフィール》 東海大学文学部で西洋史を専攻。 1979年より桐朋学園大学音楽学部にて、打楽器を小林美隆氏に、マリンバを安部圭子氏に師事。在学中よりオーケストラ、アンサンブルなどの演奏活動をする一方、パール楽器・幼児教育部門の講師として活動。 1991年よりドイツ・フライブルグ国立音楽大学に於いて、打楽器をベンハルト・ヴゥルフ氏に、同時に子供のための音楽表現教育指導法をマルティナ・ヤコビ氏に師事。 1995年、オーストリア国立音楽芸術大学モーツァルテウム・カール・オルフ研究所主催の国際音楽教育セミナーに参加。これ以降オルフの提唱した「音楽と動きの教育」のメソッドを軸とした「早期音楽表現教育」の研究活動に重点を置く。 現在、音楽教室、幼稚園・保育園に於いて様々な音楽指導を行っており、個別性を重視した音楽表現教育に取り組んでいる。また、幼稚園教諭、保育士、音楽指導者に向けた講習会で、鍵盤楽器への導入法、リズム遊びの展開など色々な指導法を紹介。 新島学園短期大学コミュニティ子ども学科兼任講師、「うりう音楽教室」主宰。 |