No. | 曲名 | 時間 | 楽譜情報 |
1 | The Duke of Marlborough Fanfare - P.Grainger | 3’02 | |
2 | Lincolnshire Posy - P.Grainger | 16’45 | UN216 |
3 | A Glorious Day - A.Roussel | 6’19 | 取寄可能 |
4 | William Byrd Suite - W.Byrd/arr.G.Jacob | 18’07 | 取寄可能 |
5 | Huntingtower - O.Respighi | 6’38 | 取寄可能 |
6 | Sea Songs - R.Vaughn Williams | 4’09 | 取寄可能 |
7 | Symphonic Songs for Band - R.Bennett | 13’49 | UN23 |
アーティスト | The United States Air Force Band、 Colonel Arnald Gabriel(アメリカ空軍バンド 指揮=アーノルド・ガブリエル大佐) |
シリーズ | CD |
編成概要 | CD【吹奏楽】 |
解説 | アメリカ空軍バンドによる「元祖・吹奏楽名曲選」です!バンドを高い芸術的地位に押し上げた時代の巨匠が勢ぞろい。まさに吹奏楽の殿堂に君臨する作品の数々です。これに触れずに吹奏楽を語るべからず(控えおろうという感じです)。1曲目「モールバラ公爵のファンファーレ」(グレンジャー作曲)は、ファンファーレが極めて静かにおごそかに.....次第に高揚していく格調高い音楽です。金管のソロ、すごすぎ。これぞUS空軍バンドの世界レベルのテクニックです。「大人のファンファーレ」って感じです。2曲目「リンカーシャーの花束」(グレンジャー作曲)は、1940年の作品です。この頃、行進曲と管弦楽の編曲ものの楽曲がほとんどが吹奏楽団のレパートリーでした。バンド関係者はいつもコンサートのプログラムに苦労していました。その悩みに応え、バンドのためのオリジナル作品を次々と出していったのがグレンジャーです。そのひとつひとつが名曲中の名曲です。日本のバンド仲間のどのくらいの人たちがこの名曲を知っているのでしょうか?ホルストの組曲と比べると、地味で少し演奏時間が長いせいか、あまり聴く機会がないのが残念です。以前は(30年も前ですが)吹奏楽のレコードタイトルのメインと言えばこの曲で、ジャッケットの帯に大きく書いて売っていたんですヨ。5曲目「ハンティングタワー」(レスピーギ作曲)、1932年ワシントンで初演されたオリジナル作品です(これだけでも感激)。6曲目の「海の歌」(ヴォーン=ウイリアムズ作曲)、民謡風のマーチです。イギリス民謡組曲を思い出します。7曲目の「シンフォニック・ソング」(ベネット作曲)は、3楽章からリズミカルな元気な作品です。この曲すごい楽しいです!名曲の持つサウンドの美しさとメロディーの繊細さをじっくりお楽しみください。(松浦正敏) |