作曲者 | 清水大輔(シミズ・ダイスケ) |
シリーズ | アンサンブル |
解説 | 2013年にフルート奏者の関井うららさん、ホルン奏者の千野こころさんの依頼で書いた『L or L』、今回はその旋律に三宅さんが本当に想いを込めた素晴らしい歌詞を乗せて下さいました。 以下は三宅さんから頂いた歌詞への想いです。 『L or L』は『LOVE or LIKE』のことで愛をテーマに作曲されました。この曲を初めて聴いたとき、フルートとホルンが織りなす美しい愛のハーモニーが私を優しく包み込んでくれ、胸のあたりがほっと温かくなりました。 今回は、この素敵なメロディーからインスピレーションを受け、私が感じた温もりを皆さまにも届けられるようにと心を込めて作詞しました。 当たり前にあった人と人とのふれあいが難しくなった今、それがどんなに尊いものかを失って初めて気付かされました。この詩には、先の見えない毎日を過ごされている皆さまに、離れていてもそっと寄り添うぬくもりを忘れずに生きてほしいという願いを込めています。 胸に光る命。それは、大切な人からの贈りもの。 誰もが皆、見たことのない未来に向かって一歩ずつ歩んでいます。もしもその先が暗闇で閉ざされ、不安に襲われることがあったとしても、胸に灯るあたたかな光と共に前を向いて生きていきたいですね。そして、受け取ったその温もりを大切な誰かに届けていきたいものです。 この作品に込められた「愛のキセキ」が皆さまにとって希望の光となりますように。 三宅由佳莉 (2021.10.18) |
解説2 | 《清水大輔プロフィール》 1980年、神奈川県生まれ。2002年に昭和音楽大学短期大学部を卒業。作曲を藤原嘉文氏に師事。 委嘱作品は多数。近年では台湾、香港、シンガポールなどで自作品演奏会、初演、指揮などを行う。 今までに自作品集も4枚を数え全国発売されている。 21世紀の吹奏楽”響宴”会員。昭和音楽大学非常勤講師。 平成28年度 第49回 JBA下谷賞受賞。 |
編成 | Vocal Flute Bb Clarinet Glockenspiel & Vibraphone Piano |