編曲者 | 坂井貴祐(サカイ・タカマサ) |
作曲者 | Bartok Bela(バルトーク・ベーラ) |
シリーズ | クラシックアレンジ |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | CD『究極の吹奏楽 小編成コンクールvol.6』(商品番号:ORGS-1001)に収録。 【編曲家からの曲解説】 バルトークがルーマニア各地の民謡を収集し作曲した「ルーマニア民俗族舞曲」を小編成吹奏楽用に編曲しました。20人前後いれば充実した響きが出ますが、Fl.、Cl.、A.Sax.、Trp.、Hrn.、Trb. or Euph.、低音楽器、Perc.の最少8人揃えば問題なく演奏が成り立つように工夫してあります(1stより2ndのパートの方が音が高い部分があるのは、そういった配慮のためです)。 編曲に当たっては、バルトークが制作した「ピアノソロ」版と「小オーケストラ」版、バルトークと親しかったZ.セーケイによる「ヴァイオリンとピアノ」版を参考にしました。 演奏にあたっては、少人数であってもさまざまな「変化」が出せるように表現を工夫してみてください。 【打楽器について】 奏者が1名の場合は、場面や編成にあわせてどの楽器を演奏するか適宜選択してください(III.のヴィブラフォンは必須)。 (坂井貴祐) ●佐藤正人先生による「演奏上のアドヴァイス赤入り」フルスコア付き(通常フルスコアと2種のスコア付き) |
解説2 | 【編曲家プロフィール】 北海道中標津高等学校を卒業後、尚美学園短期大学(現・尚美学園大学)音楽学科作曲専攻を経て東京ミュージック&メディアアーツ尚美 音楽芸術表現コース(現・尚美ミュージックカレッジ 音楽総合アカデミー学科3・4年次)を卒業。 卒業後は大村哲弥氏のもとで約2年間研鑽を積む。これまでに作曲を松下功、大村哲弥、延原祐の各氏に師事。 2000年、「セレモニアル・マーチ」が日本吹奏楽指導者協会(JBA)「下谷賞」(最高賞)を受賞。 同作品は2005・2006年度の中部日本吹奏楽コンクール課題曲にも選定された。2015年開催の第70回国民体育大会「紀の国わかやま国体」および2019年開催の第32回全国健康福祉祭「ねんりんピック紀の国わかやま」では式典音楽(入場行進曲)を全曲担当。作編曲作品の多くは、ブレーンミュージック、CAFUA、デハスケ、フォスターミュージック、ロケットミュージック、ウインドアート出版、ウィンズスコア等から出版 またはレンタルされている。21世紀の吹奏楽“響宴”実行委員。 |
編成 | スコア Full Score アドバイス付きFull Score(スコアの各所に作曲者本人によるアドバイスが記載されてます) 木管楽器 Piccolo(Flute 1) *Flute 2(Opt.) *Oboe(Opt.) *Bassoon(Opt.) Bb Clarinet 1 *Bb Clarinet 2(Opt.) *Bb Bass Clarinet(Opt.) Eb Alto Saxophone *Bb Tenor Saxophone(Opt.) *Eb Baritone Saxophone(Opt.) 金管・弦楽器 Bb Trumpet 1 *Bb Trumpet 2(Opt.) F Horns 1 *F Horns 2(Opt.) Trombone 1 or Euphonium *Trombone 2 or Euphonium(Opt.) *Euphonium(Opt.) *Tuba *String Bass(Opt.) 打楽器 Timpani(G,C,D,F) Percussion 1 (Suspended Cymbal,Triangle,Crash Cymbals) Percussion 2 (Glockenspiel,Marimba,Vibraphone,Xylophone) 最小で以下の8人から演奏可能です。 Fl / BbCl / A.Sax / Tp / Hr / Tb or Eu / 任意の低音楽器 / Perc *の中から任意の低音楽器を選択して演奏が可能です。 ※Euphniumについて トロンボーン奏者が0人の場合→Trb.1パートを演奏。 トロンボーン奏者が1人の場合→Trb.2パートを演奏。 トロンボーン奏者が2人以上の場合→Euph.(opt.)パートを演奏。 Percussionは一人で効果的に演奏が出来るように書かれています。 |