作曲者 | Chris Hazell(クリス・ヘイゼル) |
シリーズ | 金管アンサンブル |
編成概要 | 金管十重奏 |
校訂者 | Philip Jones |
校訂者訳 | フィリップ・ジョーンズ |
解説 | クリス・ヘイゼル代表作の「猫組曲 cat suite」 「3匹の猫」(AB212)と「もう1匹の猫」(AB213)は、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル(以下 PJBE)の依属作品で、「もう3匹の猫」(AB254)はロンドン・ブラスによる委嘱作品です。 各楽章に作曲者ヘイゼルの飼っていた猫の名前がつけられています。 7匹の曲をまとめて「猫組曲」と呼ばれています。 この楽譜に収録されているのは以下の3匹の曲です。 フローラ 彼女は小さな子猫としてゴミ箱のなかで見つかりました。7匹の猫のうち、女性は彼女とクラーケンだけです。彼女はバーリッジのように、そこらじゅうを歩き回ったかと思えば突然ぴったりと止めて寝てしまうことが多く、寝ていたか思えばまた起き上がりまた新たに歩き回るのです。 彼女を見つけようと思ったら、たいてい庭の茂みの中にいることが多かったのですが、そこから彼女の名前がつけられたのです。 タビー・マウストラウザー この名前は私がつけたものでも、この雄猫の特徴からつけられたものでもないのです。 この名前は、PJBEの熱狂的なファンである私の友人がつけたものです。 彼は「猫の組曲」が大好きで、彼の友情に応えるために タビーの名前を貰いました。 名前の由来については一度も聞いていませんが、タビー/Tubby (たるのような、太っ腹の)とマウス/Mouse(ねずみ)は説明なくともわかります。 でもトラウザー/Trouser(ズボン)は、いったいどこからきたのかはわかりません。 かれは、寝ることと食べることだけを愛する穏やかな猫でした。 ホームプライド ホームプライドは大きく黄銅色・生姜色の猫で、ある朝キッチンで盗み食いしているところを見つけた猫でした。 はじめミスター・ジャムズが小麦粉か何かを被ったのだと思いました。 しかしそれが違う猫とわかり、私の家に新しい猫が住み着くこととなったのです。 しかし、この小麦粉のイメージがどうしても忘れられず、イギリスのベーキング関連商品の会社 “ホームプライド”の名前をつけました。 彼はクラーケンの言うことだけは聞いているようでした。 3匹の猫では「ミスター・ジャムス」「ブラック・サム」「バーリッジ」の曲を そして、もう1匹の猫では「クラーケン」」の曲を書いています。 |
解説2 | 【編成】4トランペット、フレンチホルン、3トロンボーン、バス・トロンボーン、テューバ〔オプションパート:パーカッション・ドラム〕 ※ピッコロ・トランペット、フリューゲルホルンに持ち替えあり(金管十重奏) 1st Trumpet in B♭(doub. Piccolo Trumpet in B♭) 2nd Trumpet in B♭ 3rd Trumpet in B♭ 4th Trumpet in B♭(doub.Flugelhorn in B♭) Horn in F 1st Trombone 2nd Trombone 3rd Trombone Bass Trombone Tuba Opt.- Drum Set / Percussion(Tambourine) |