編曲者 | 坂井貴祐(サカイ・タカマサ) |
作曲者 | Michael Praetorius(ミヒャエル・プレトリウス) |
シリーズ | クラシックアレンジ |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | 【編曲家からの曲解説】 ミヒャエル・プレトリウス(1571頃 - 1621)が編纂した舞曲集「テルプシコーレ」からPassameze(CCLXXXVI), La Bouree (XXXII), Spagnoletta(XXVII), Courante (CXLVIII), Volte (CCI) の5曲を選び、小編成吹奏楽用に編曲しました。金管アンサンブルを中心にかなり人気の作品ですが、原曲を吹奏楽用に編曲(トランスクリプション)したものはあまりなかったのではないでしょうか。 演奏に当たっては、当時の楽譜同様、この出版譜にもアーティキュレーションをほとんど何も書いていませんので、それぞれの曲想や「繰り返し」の変化のさせ方、楽曲全体を通してのアプローチの仕方などを工夫してみてください。フルート奏者が2人以上いる場合は、1人をピッコロ奏者として「リピートの2回目のみ演奏する」というようにすると、より変化が際立ちます(レコーディングではこの案が採用されています)。 5曲は切れ目なく演奏されますのでテンポ設定も大切です。美しい音色での演奏を期待しています。(坂井貴祐) 【秋山紀夫先生 (日本吹奏楽指導者協会名誉会長) からの曲解説】 原曲は16 17世紀の作曲者による舞曲集で、5曲がトゥッティと金管楽器、または木管楽器のアンサンブルを織り交ぜながら編曲してあり、いろいろなアンサンブルのスタイルやサウンドが表現できて面白いです。とくに3曲目はリコーダー・アンサンブルのサウンドやブラス・アンサンブルが交互に現れて、バンドの表現力を示すことができます。ただしトゥッティの部分は鳴り過ぎてやかましくならない注意が必要です。グレード4、6分40秒。 |
解説2 | この楽譜は「小編成用」の楽譜で、小編成バンドでもコンクールに出場できるように、最小18人から演奏できるように工夫されています。 |
編成 | スコア識別 Full Score 木管楽器 Flute 1 Flute 2 Oboe(Option) Bassoon(Option) Bb Clarinet 1 Bb Clarinet 2 Bb Bass Clarinet Eb Alto Saxophone Bb Tenor Saxophone Eb Baritone Saxophone 金管・弦楽器 Bb Trumpet 1 Bb Trumpet 2 F Horn Trombone 1 Trombone 2 Euphonium Tuba String Bass(Option) 打楽器 Percussion 1 (Timpani,Sleigh Bells,Tambourine) Percussion 2 (2 Tom-toms,Suspended Cymbal) Percussion 3 (Glockenspiel,Vibraphone) |