| 作曲者 | Ron Nelson(ロン・ネルソン) |
| シリーズ | 輸入オリジナル |
| 編成概要 | 吹奏楽 |
| 解説 | この曲はアメリカの2つの協会、ABA(American Bandmasters Association 米国吹奏楽指導者協会)とNBA(National Band Association 全米吹奏楽協会)の作曲賞を受けました。 3つの団体の委嘱を受けてつくった曲です。中心はシンシナティ大学の音楽院創立125周年記念として同大学の管打楽器学部によるもので、ほかに米空軍バンドと大学の音楽学部学生交友会からの委嘱も受けています。 サブ・タイトルに「バッハに敬意を捧げて」とあるように、バッハが得意としたパッサカリア形式で作曲されています。パッサカリアは3/4拍子で、8小節からなる低音の主題をもとに作曲される変奏曲で、これもその形式をもつ9分37秒ほどの曲です。一般の吹奏楽の編成のほかにピアノやシンセサイザーも含まれ、9小節の前奏のあとにホルンが8小節のメイン・テーマを示し、そのあと27回にわたって変奏されます。そして、そのなかにはバッハ自身が自分の名前から「フーガの芸術」のなかで用いたB-A-C-Hの音によるテーマが第3、4、5変奏曲に使われ、有名なパッサカリア・ハ短調のテーマが第22変奏曲に流用されています。 1993年来日したシンシナティ音楽院ウィンド・シンフォニー(指揮ユージン・コーポロン)によってネムの郷で日本初演が行われました。サウンドはモダンで、特に木管セクションの充実したバンドに向いています。 (秋山紀夫) |
