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長崎県スポーツ行進曲(comp.秋山紀夫) 吹奏楽譜

Nagasaki Sports Festival March

商品番号 ORG134

グレード 3

演奏時間 3分50秒

出版社 ロケットミュージック

在庫:あり
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¥13,200税込
編曲者 秋山さやか/伊藤康英(アキヤマ・サヤカ/イトウ・ヤスヒデ)
作曲者 秋山紀夫(アキヤマ・トシオ)
シリーズ オリジナル
編成概要 吹奏楽
解説 秋山紀夫 作曲
秋山さやか 改訂版編曲
伊藤康英 吹奏楽編曲
鈴木英史 監修

《作曲の経緯  浅木森友彦》
昭和44年(1969年)の長崎国体(創造国体)において、長与町立長与中学校吹奏楽部は長崎地区の他の4つの中学校と共に「式典音楽担当」として指定を受け、「国体の中央講師」として秋山紀夫先生が招かれ指導を直接受けました。その際に「西洋文化は長崎からだからね、《蝶々夫人》を入れない訳にはいかないよ」と語り、その旋律を取り入れた行進曲を作曲された、というエピソードが、長与中学校吹奏楽部を指導されていた西川 浩先生(同部の初代指揮者)の回顧録に残っています。長崎県では親しみを込めて「県スポ」と略して呼ばれ、運動会、体育祭、地域のスポーツ大会の入場行進などで、定番中の定番として今でも演奏されています。


《改訂版について  伊藤康英》
スコアの表紙に秋山先生の自筆でこう書き込まれています。

長崎県スポーツ行進曲
秋山紀夫
1968年作曲
正式初演
1969年10月26日

2019年8月、とある長崎の方がこの作品の楽譜を探しているとのこと、秋山先生にお尋ねしてみました。秋山先生はすぐにもその方に直接送ってくださいました。なんと2日後にはその方に届いたことは驚きです。秋山先生の仕事の早さが伺えます。ちょうどその頃、秋山先生の次女かえでさんと会う約束があり、私も、コンピュータ入力したスコア、そしてどなたが書かれたものかわからないコンデンス・スコア、そしてバスーン、アルト・クラリネット、ティンパニ、ベルのオプションパート譜(秋山先生の手書きコピー)をお預かりしました。さらには、どなたの筆跡かわかりませんが、手書きのパート譜もありました。
何らかの機会にどなたかがコンピュータにてスコアを入力されたようで、その写しが秋山先生の手元にあり、それを私に預けてくださったようです。私に校訂してもらいたいと考えたからでしょう。そして秋山先生としては、ロケットミュージックの助安さんのところで出版したいと考えているとも伺っていました。
しかし、確かな楽譜つまり「原典」に最も近いものはどれなのか、結局分からない状態で、楽譜はお預かりしたままになってしまいました。
いつも気がかりになっていたところ、2025年12月9日に秋山紀夫先生がご逝去されました。幸い、病床にあった12月6日に最後の会話をすることができた私は、このマーチのことも尋ねたと記憶しています。

長崎では、多くの人に親しまれ、最近ではコマーシャルにまで使われているこの音楽を、ぜひ出版したい、ついてはきちんと責任を持って校訂したいと考えました。ただ、秋山先生の長女で作曲家でもあるさやかさんと話すうちに、和声上の問題点などをなんとかしたいと思いが一致しました。そこで、さやかさんの手により改訂がなされ、私自身もさまざまな提案をしつつ、まずコンデンス・スコアを完成させました。それをさらに私が改訂、校訂しつつ吹奏楽編曲を行いました。その際には、なるべく秋山先生のオーケストレーションの持ち味を残すことにしました。完成した吹奏楽スコアは、さやかさんにも確認いただき、さらに、作曲家・鈴木英史さんにもいくらかのアドヴァイスをいただきました。
2026年2月21日、秋山先生が生涯住んでいた埼玉県さいたま市にあるRaiBoC Hall(レイボックホール)での「秋山先生お別れコンサート」において、プロ、音大生などが集った秋山紀夫メモリアルバンドの演奏、私の指揮により改訂版初演がなされました。

原曲と比べて、和声を中心に大幅な改訂が行われました。とくに、トリオ部分で引用されているG.プッチーニのメロディに関しては、私が和声付けした部分も含む大改訂となっています。このメロディはオペラ《蝶々夫人》(Madama Butterfly)第2幕で、蝶々夫人が歌うよく知られたアリア〈ある晴れた日に〉の冒頭部分であり、このマーチではプッチーニによる和声付けも使われています。

秋山先生ご自身、大変なお気に入りであったこのマーチを、これからの時代にも末長く愛好されるような形に整えることができたことを大変な喜びと感じています。きっとこれなら秋山先生も大いに喜んでくれたでしょう。

楽曲自体は極めてオースドックスなものながら、シンプルさの美がここにあります。マーチの原点がここにあります。数多の吹奏楽曲を知る秋山先生ならではのスコアと感じます。日本の吹奏楽の隆盛を築き上げた偉大な指導者・教育者であった秋山紀夫先生の功績を次代に伝えるため、ぜひこの行進曲を多くの吹奏楽団に演奏してもらいたいと思います。
解説2 《推薦文  デイヴィッド・R・ホルジンガー》
初めて耳にする音楽の宝石に出会うことほど、喜ばしいことはありません。インターネットで秋山先生追悼コンサートを拝聴し、「長崎県スポーツ行進曲」に出会えたことを大変嬉しく思いました。この作品は1968年に秋山先生によって作曲されたもので、先生が私たちにとって長年愛され続けてきた“音楽界のレジェンド”となられる、はるか以前の作品であることにも感慨を覚えました。

この愛らしい行進曲には、プッチーニの旋律がさりげなく織り込まれており、きっと演奏していると自然と足でリズムを刻み、思わず笑顔がこぼれることでしょう。私自身もまさにそうでした。

あらためて、“ミスター・ミュージック”に心より感謝申し上げます。

デイヴィッド・R・ホルジンガー(作曲家)

It is always a delight to discover a musical jewel that you have never heard before. Listening on the Internet to the Akiyama Sensi Memorial Concert, I was delighted hearing the ”Nagasaki Sports Festival March”, which I discovered was written in 1968 by Mr. Akiyama, no doubt long before he became that musical legend that we all have loved for decades. I know that you will find your toes tapping, and a happy smile on your face performing this lovely march with just a touch of a Puccini melody woven within. I know I did! Thanks again to ”Mr. Music!”.

Dr. David R. Holsinger
Composer


【秋山紀夫(あきやまとしお/1929 2025)】
公益社団法人 日本吹奏楽指導者協会名誉会長
埼玉県吹奏楽連盟名誉会長
アジア・太平洋吹奏楽指導者協会(APBDA)前職待遇名誉会長
世界吹奏楽協会(WASBE)名誉会員
アメリカ吹奏楽指導者協会(ABA)名誉会員
一般社団法人 全日本吹奏楽連盟名誉会員
日本高等学校吹奏楽連盟顧問
西関東吹奏楽連盟顧問
浜松市音楽文化名誉顧問
ソニー吹奏楽団名誉指揮者
阪神国公立大学吹奏楽連盟名誉顧問・名誉指揮者
おおみや市民吹奏楽団終身名誉音楽監督
ファンリーウインズ和終身名誉音楽監督
台湾ウィンドアンサンブル(臺灣管樂團)芸術総監
中部楽器技術専門学校特別講師

などを務め、日本の吹奏楽界の発展に大きく貢献した。
編成 Full Score
Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe
Bassoon
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Eb Alto Clarinet
Bb Bass Clarinet
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone
Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
F Horns 1&2
F Horns 3&4
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Euphonium
Tuba
String Bass
Timpani (Optional)
Snare Drum
Crash Cymbals, Bass Drum
Glockenspiel

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