作曲者 | Frederic Chopin(フレデリック・ショパン) |
シリーズ | ピアノ(クラシック) |
編成概要 | ピアノ(原典版) |
ページ数 | 6 |
校訂者 | Ewald Zimmermann |
校訂者訳 | エバルト・ツィンマーマン |
運指研究者 | Hermann Keller |
運指研究者訳 | ヘルマン・ケラー |
解説 | 練習曲 Op.10の第3曲目。「別れの曲」の俗称で親しまれていますが、ショパンはそのような副題はつけていません(この作品を用いた同盟のドイツ映画があり、そこから来ているそうです)。ゆったりと歌う旋律が特徴の名エチュードで、夢のようなノクターン風序奏後、内声とメロディーを右手で同時に奏でる連続したレガート練習が展開されます。中間部では“con bravura”の激情が一瞬炸裂し、技巧と表現力が高い次元で要求されます。技術面では右手のポリフォニックなレガート、左右のバランス、人差し指と中指で伴奏と旋律を分けるなど高度な作品です。 |
解説2 | ヘンレ原典版とは.....ドイツの名門出版社ヘンレは「作曲者自身の書いた自筆譜を検証し、出来るだけ原典に近づける」をコンセプトに専門家が十分な時間をかけて丁寧につくりあげた譜面を出版しています。また、ただ原典に忠実なだけではなく、その計算された美しいレイアウトは非常に読みやすく、世界中のプロのピアニスト・指導者・研究者・音大生などの圧倒的支持を得ています。 |
編成 | Piano |