| 編曲者 | Jay Bocook（ジェイ・ボクック） |
| 作曲者 | Dmitrii Shostakovich（ドミートリイ・ショスタコーヴィチ） |
| シリーズ | 輸入クラシックアレンジ(中上級) |
| 編成概要 | 吹奏楽 |
| 解説 | ショスタコーヴィチの５番の終楽章（カットなし）をジェイ・ブーコックが新しく改訂したものです。古い編曲がブージーから出ていて、これも決して悪いアレンジではありませんが、この新しい改訂はより明快なサウンドになっています。 ニ短調の和音のなかから、ティンパニーが主音と属音を8分音符で刻み、その上に金管が突進するような第1主題を奏します。この主題は、のちに2倍、または4倍に拡大されてあらわれます。中間部ではゆっくりと流れるようなテーマもあらわれますが、再びティンパニーの8分音符のリズムの上に2倍に拡大された第1主題が再現され、そのあと3/4拍子の部分を経てコーダに入ります。ここでは上声部の楽器が8分音符のリズムを奏し、金管とティンパニーが応答しながら、最後のクライマックスをつくって終わります。 （秋山紀夫） |