作曲者 | 下田和輝(シモダ・カズキ) |
シリーズ | ソロ(木管,金管,打楽器) |
編成概要 | クラリネット/ピアノ |
解説 | 【編成:クラリネット/ピアノ(ピアノ伴奏あり)】 ●公益社団法人日本吹奏楽指導者協会(JBA)推薦楽譜 ●CD「ソロコンテスト・レパートリー・セレクション」に収録 《曲解説》 この作品は、ロケットミュージック株式会社の書き下ろし作品として2017年夏に作曲されました。 幼い頃に経験した身近な人の「死」。それは8月の終わり頃、夏が下火になり少し気温が涼しくなってきた頃でした。幼い頃に経験した人間の「死」は、不思議な感覚と共に恐怖を感じるものがあり、特にその頃の記憶は同じ時期に見た夕闇の情景と共に心の奥底にあり続けています。 そのような記憶を辿り、その時目に映った物や自分自身の感情を自由に描いています。 ソロクラリネット・ピアノ伴奏共に少し難易度が高いですが、その分やりがいがある楽曲となっています。好演を期待しています! (下田和輝) ////////////////////////////////////////////////////////// 「ソロコンテスト・レパートリー・セレクション」リリースによせて」 公益社団法人日本吹奏楽指導者協会(JBA) 会長 岡田知之 ロケットミュージックより邦人作曲家による管打楽器独奏用楽譜とCDのセットがリリースがされた。 JBAが開催している管打楽器ソロコンテストにおいて日本全国で多くの中学生と高校生が参加している。 しかし、取り上げる作品のほとんどが外国の作曲家によるもので、中には音楽大学生やプロフェッショナルの音楽家でも難しいと思われる作品を苦労して演奏している奏者も多く見受けられる。 このプロジェクトでは、我が国の管打楽器事情を知り尽くした邦人作曲家が、生徒たちの成長過程に見合った作品を提供してくれた事に大変意義を感じている。 同時にリリースされたCD単独で聴いても「ソロコンテスト」と題しているものの、一流演奏家の起用により観賞用音源として素晴らしい内容である。 将来活躍が期待される若手の音楽家育成のためにも、ロケットミュージックの素晴らしいこの企画に、これからも注目していきたい。 ////////////////////////////////////////////////////////// |
解説2 | 《下田和輝プロフィール》 1992年1月14日、岩手県洋野町生まれ。 幼少のころからフュージョンやスムースジャズをはじめさまざまな音楽に触れ、小学校4年生から学校のクラブの金管バンドに所属。コルネットを担当。 洋野町立種市中学校では吹奏楽部に所属し、トランペットを、進学先の岩手県立久慈高校では吹奏楽部でユーフォニアム・学指揮・副学指揮を担当。 「第5回 日本管打・吹奏楽学会作曲賞」作曲賞(一位)受賞。 「21世紀の吹奏楽 第18回“響宴”」作品公募入選。 「21世紀の吹奏楽 第20回“響宴”」作品公募入選。 平成29年度 第50回JBA「下谷賞」受賞。 2014年3月、尚美ミュージックカレッジ専門学校音楽総合アカデミー学科作曲コース(4年制)を卒業。 作曲を菊池幸夫、高橋伸哉、広瀬勇人の各氏に師事。 |
編成 | Clarinet/Piano |