作曲者 | 堀越隆一(ホリコシ・リュウイチ) |
シリーズ | ソロ(木管,金管,打楽器) |
編成概要 | テナー・サックス/ピアノ |
解説 | セレナーデは夜に野外で恋人のために演奏される音楽です。たいていは一人の歌い手が、携行可能な楽器(リュートやギターなど)を手ずから弾きつつ歌うという形でイメージされていますが、特定の音楽形式や編成(器楽も含む)が存在するわけではありません。この曲は室内楽で書かれたものをテナーサックスのソロにしたものです。結果として器楽のソロにしたことで恋人のために歌う曲というセレナーデ本来の形がはっきりしたと思います。 |
解説2 | 《堀越隆一プロフィール》 1949年東京に生まれる。明治大学政治経済学部を卒業後、東京芸術大学作曲科に学び同大学院を修了。1976年『CORROSION-by Pianist』で作曲家としてデビュー。以後作品を書き続る傍ら編曲、指揮、評論、コンサートの企画・運営など多岐にわたる音楽活動を内外で展開し現在にいたる。 1985年から2008年にわたり開催された「カール・レーヴェ全歌曲連続演奏会」でレーヴェの全バラードとリートほぼ600曲の作品分析を執筆。 2000年よりヴァイオリニストの堀越みちこと作品展とリサイタルを兼ねた企画コンサート「個展・リサイタル」を開始。2003年子供達やアマチュア音楽家、学生を対象にボランティア活動と合奏アンサンブルの技術普及を目的としてアルエム弦楽合奏団を設立する。様々な楽器による編曲集、教本など著書多数。指揮者としても学生・社会人オーケストラ、各種アンサンブルの指導・育成に力を入れている。各種楽器教本、弦楽器を中心に様々な楽器へのソロ、アンサンブルへの編曲など著書多数。 日本作曲家協議会理事。 |
編成 | Tenor Sax/Piano |