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菅谷詩織の鍵盤ハーモニカ指導ヒント Vol.6

菅谷詩織の鍵盤ハーモニカ指導ヒント

息の使い方〜目指すは「やさしい音」〜

前回「ド」の位置をしっかりマスターし、ついに音を出す時がやってまいりました!
今回のテーマは吹奏楽器の演奏においてとても大事な「息の使い方」です。

息の使い方〜目指すは「やさしい音」〜

鍵盤ハーモニカは音量的にも音色的にもとてもパワーを持った楽器です。
小さな音から大きな音まで出すことができますが、力任せに吹いてしまうと音がつぶれてしまいます。特殊なシーンでない限り、普段からきれいでやさしい音色を出すことを心がけられると良いですね。ひとりで演奏するときはもちろん、クラス全員で演奏するときにも、楽器からどんな音色・音量が出ているかを感じながら演奏していきましょう!

限界を知る?!

自分がどれだけ大きな音・小さな音を吹くことができるのかチャレンジしてみましょう。
先生の腕の動きに合わせて音量を調節していきます。(イラスト①参照)
演奏する音は、クラス全員で「ド」の音を演奏しても良いですし、
「ド」「ミ」「ソ」などきれいな和音になるものから音を選んで吹いてもらっても楽しいですね。

息の使い方〜目指すは「やさしい音」〜

1. まずは120%!限界まで大きな音を吹いてもらいましょう。(イラスト②参照)

息の使い方〜目指すは「やさしい音」〜

2. 1の状態から少し体をリラックスさせて、100%の音を吹いてもらいましょう。(イラスト③参照)

息の使い方〜目指すは「やさしい音」〜

3. ここからはチャレンジ!徐々に音量をさげていき(イラスト④参照)、
先生の手が完全に下がった瞬間に教室の中が無音になっていることを感じましょう。(イラスト⑤参照)

息の使い方〜目指すは「やさしい音」〜 息の使い方〜目指すは「やさしい音」〜

1〜3の手順を繰り返しましょう。3からさかのぼっていく練習も効果的です。クレッシェンド・デクレッシェンドの感覚をマスターしましょう!

♪練習のポイント

・120%の音量を吹く時は、音色は気にせず、とにかく出せるだけ大きな音を出しましょう。
・無音状態こそ「一番小さな音」! じっくり5秒ほど感じられると良いですね。


狙った音量を演奏できるようにしましょう!
先述の腕での合図を使って、フォルテからピアノまでの音を狙って出せるように練習していきましょう。
(イラスト⑥参照)

息の使い方〜目指すは「やさしい音」〜

「やさしい音」への鍵

・ロウソクの火を思い浮かべてみましょう

ほっぺを膨らませて顔を真っ赤にして、思い切り「フー!」と息を吐くとロウソクの火は勢いよく消えますよね。鍵盤ハーモニカを吹く時には、そんな風に力をいっぱい込めた息(120%の息)ではなく、〝火はゆらゆら揺れるけど消えない〟くらいの息の吐き方をイメージしてみましょう。

・小さな音を吹くときの注意

特にデクレッシェンドの練習をしていると、音を小さくしようとするほど、体が縮まっていく子をよく見かけます。そうすると音にもどんどん緊張感が出てきてしまいます。音を小さくするときほど、体をリラックスさせるようなイメージができると良いですね。



菅谷詩織

菅谷詩織(すがや しおり)
ピアニスト・鍵盤ハーモニカ奏者・作編曲家。
クラシックベースな感性であらゆるジャンルにおいてコンサート、メディアなどでの演奏活動を行う傍ら、オリジナル楽曲制作や主にピアノや鍵盤ハーモニカ向けの編曲などを行う。その他アニメ・ゲームなどの劇伴作品へのレコーディング参加も多数。リコーダー・ケンハモ・ピアノの実力派3人組ユニット『おんがくしつトリオ』でも活動中。ミューザ川崎シンフォニーホールなど全国各地のホールで演奏。




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