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菅谷詩織の鍵盤ハーモニカ指導ヒント Vol.1

菅谷詩織の鍵盤ハーモニカ指導ヒント

鍵盤ハーモニカをなぜ小学校で?

小学校に通う全国の子ども達が演奏する楽器、鍵盤ハーモニカ。
ハーモニカが主に使われていた教育現場に、彗星の如くこの楽器が現れたのは1960年代のことです。
改良を重ねながら70年代にかけて徐々に広まっていき、教育楽器として定着しました。

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なぜ鍵盤ハーモニカが広まっていき、今もなお使われているのでしょう?
理由はとってもシンプルです。
それはズバリ、「指導しやすいから」!

★なぜ「指導しやすい」?

〜その1:見えるから〜

鍵盤ハーモニカは鍵盤があることで音階を視覚的にとらえることができます。
大人数でいっせいに演奏する小学校では、子ども達は先生の真似をしやすく、先生は子ども達が違う鍵盤をおさえていることに気がつきやすいということは大きなメリットですよね。
ドレミが分かるようにシールを貼ったって良いのです。

〜その2:音を出しやすいから〜

端的に言えば、鍵盤をおさえて息を吹き込めば音が鳴るとてもシンプルな楽器です。
低学年の子でも十分な音量を鳴らすことができ、音程も比較的安定しています。
合奏をするときには、メロディを演奏しても良いし、タンギングや和音奏などを上手に使ってリズムを出すのも◎!

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〜その3:耐久性に優れているから〜

鍵盤ハーモニカの内部にある「リード」は錆びにくい加工が施されています。
お手入れの仕方も覚えて、良い音で長く使い続けたいですね。
また、楽器ケースも子ども達がぶつけたり落としてしまったりすることを考慮した作りになっているものが多いです。

〜その4:持ち運びが便利だから〜

鍵盤を持つ楽器の多くは大きくて重たく、中には電源が必要なものもありますよね。
鍵盤ハーモニカは低学年の子でも持ち運びが楽な上、アコースティック。
普通教室でも演奏でき、音楽会などでもそれぞれの〝My楽器〟を使用することが可能ですね。

鍵盤ハーモニカがスタンダードになったのにはこういった理由があったのです。
ただ、これらはあくまでも教育現場での機能的な話で、鍵盤ハーモニカの楽器としての魅力はここに留まりません!
豊かな表現力や、時に哀愁をも感じさせる音色に、近年では大人の愛好家も増えてきています。
子ども達だけでなく先生方にも、楽しく奥深い鍵盤ハーモニカ時間を楽しんでほしいな、と願っています。

写真提供:株式会社 鈴木楽器製作所

菅谷詩織

菅谷詩織(すがや しおり)
ピアニスト・鍵盤ハーモニカ奏者・作編曲家。
クラシックベースな感性であらゆるジャンルにおいてコンサート、メディアなどでの演奏活動を行う傍ら、オリジナル楽曲制作や主にピアノや鍵盤ハーモニカ向けの編曲などを行う。その他アニメ・ゲームなどの劇伴作品へのレコーディング参加も多数。リコーダー・ケンハモ・ピアノの実力派3人組ユニット『おんがくしつトリオ』でも活動中。ミューザ川崎シンフォニーホールなど全国各地のホールで演奏。




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