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下中拓哉のリコーダー指導ヒント Vol.4

下中拓哉のリコーダー指導ヒント

タンギング①

皆さんこんにちは!リコーダー講師の下中です。
毎年春期恒例の、リコーダー導入講習期間も無事終わり、今年は4月から6月の3ヶ月で約135校の小学校にお邪魔させて頂きました。

沢山のこども達の様子や先生方のお気持ちを実際に伺うことが出来て、更に「皆さんにお力添え出来たら」と強く感じた期間でした。

1学期も終わり、こども達は右手の運指をマスターしている頃だと思います。
演奏出来る音程が増え、こども達自身の「この曲を吹きたい!」という願いも少しずつ叶っているところではないでしょうか?

演奏出来る音が増える喜びもあって、運指についてスポットライトが当たるこの時期ですが、
リコーダーの演奏の上達に不可欠な「タンギング」について今回と次回の2回に分けて、もう一度おさらい出来ればと思います。

タンギング①

リコーダーを触りたての頃は上手に出来ていたタンギングが、覚える運指が多くなってくると曖昧になっていたり、タンギングをしないまま演奏をしているこども達も多いので、リコーダーに慣れてきた頃に、こども達とは、いつも以下のように習得してもらっています。

舌の動きを自然にするために、まずは舌の準備運動。
普段しゃべっている、タ行のことば使い最初にお手本を言って「繰り返して見て!」と言いながら進めます。
(最初は「タチツテト」が分かりやすいと思います。)

ある程度慣れてきたら、それぞれの言葉を入れ替えて少しずつ難易度を上げていきます。
(例)「ツテトタチ」「タタトテチテタ」「トトツタテテトテ」etc…
(この段階ではまず最初にこども達が楽しんで取り組むのが目的なので、どんどん早くしてみたりすると効果的です。)

  • 譜例

次はトゥートゥートゥーを上の譜例のようにいろんなリズムで繰り返して言ってもらいます。

そして次がポイント!!譜例のどのリズムでも良いので、
『同じリズムのまま徐々に声の音量を下げていって、そのままひそひそ声のように息だけになるまで繰り返していきます。』

普段のご指導で『』内が省かれてることが多いのですが、リコーダーを演奏する時に実際声を発さないので、
ここまでしっかり進めて、自然なタンギングを習得してもらえたらと思います。
声が無くなって息だけになった時に、純粋に舌の動きの感覚を掴んでもらう事が出来るはずです。
次回はある曲を使用しながら、タンギングについて更にお話していきたいと思います。

「タンギング」をマスターしておくと、
後々音に表情をつけたりすることが簡単になるので、苦手を解決できるようにお手伝い出来れば幸いです。

それではまたお会いしましょう!

下中拓哉

下中拓哉(しもなか たくや)
東京都新宿区出身。尚美ミュージックカレッジ専門学校音楽総合アカデミー学科作曲コース(4年制)を卒業。作曲を徳備廉純、高橋伸哉の各氏に師事。在学中にリコーダーの研鑽を積み、ポピュラージャンルでのリコーダー奏者としての演奏活動のほか、指導者としても活躍。東日本の小学校を中心に年間200校ほど訪問し、リコーダー講習を行う。そのほか、小学生のための器楽合奏や管楽器のための編曲作品が多数出版されている。現在、東京リコーダー協会 AULOS講師、リコーダー奏者、作編曲家。




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