作曲者 | 酒井 格(サカイ・イタル) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | 1987年から88年にかけて書いた、私にとって初めての本格的な吹奏楽のための作品。当時、高校の吹奏楽部に所属していた私が親しんだ数多くの作品に影響を受けています。七夕は、天の川によって離ればなれにされてしまった若い男女、彦星と織姫が、年に一度7月7日の夜だけ逢う事を許されると言う伝説ですが、この作品の中間部ではその二人が再会する場面(Alto Saxophoneが織姫、Euphoniumが彦星)を描いています。私が生まれ育った枚方市は、七夕伝説との関わりが深く、星ヶ丘や星田、天の川、逢合橋(あいあいばし)や、かささぎ橋など、この伝説にちなんだ数多くの地名やスポットがあることも、この伝説を題材に作品を書いた事に大きく影響しているでしょう。(酒井格、プログラムノートより) |
解説2 | 日本の吹奏楽界に新しい風を巻き起こし、世界のバンド界から高い評価を受けている酒井格(いたる)の傑作「たなばた」!!曲は金管楽器がテーマを美しくコラール風に演奏すると、すぐにノリノリのテンポにのせられ、クラリネット、ホルンによってテーマを優雅に奏されます。第2テーマになるころには、この曲のとりこになってしまっているはず(本当に本当!)。中間部のサックス、ホルン、トランペット等のメロディーはロマンチックすぎます。フィナーレは前半のテーマがさらにスピードアップ&パワーアップ、パーカッションは大活躍。全体的に少し難しいかもしれませんが、勢いでいっちゃおー。スクールバンドから大人まで理屈抜きに楽しめる一押しの名曲です。(松浦正敏) |
編成 | Piccolo (Flute 3)/Flutes 1&2/Oboe/Bassoon/Eb Clarinet/Bb Clarinets 1-3/Eb Alto Clarinet/Bb Bass Clarinet/Eb Alto Saxophones 1&2/Bb Tenor Saxophone/Eb Baritone Saxophone/Bb Trumpets 1-3/F Horns 1-4/Trombones 1-3/Euphonium/Tuba/String Bass/Timpani/Snare Drum/Bass Drum/Cymbals/Suspended Cymbal/Xylophone/Glockenspiel/Castanet/Triangle/Tambourine/Whip/Wood Blocks |