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JAZZへの入り口シリーズ【夏】 (arr.松本峰明) 《ピアノ 楽譜》

商品番号 JPA2

グレード 上級

出版社 ロケットミュージック

在庫:5(通常1〜2日以内に発送)

¥3,080税込
編曲者 松本峰明(マツモト・ホウメイ)
シリーズ ピアノ(JAZZへの入り口シリーズ)
編成概要 ピアノ
収録曲リスト 椰子の実/海/かたつむり/たなばたさま/夏の思い出
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解説 JAZZの世界へようこそ。JAZZの楽しい要素をギュッと詰め込んだ曲集です。「春」「夏」「秋」「冬」の全4巻でそれぞれに5曲が収録されています(参考音源CD付き)。ある日突然、カッコよくJAZZをきめて、みんなをビックリさせたい人は→→→→この曲集です!!

JAZZへの入り口シリーズの特徴....誰もが知っているメロディをジャズピアノに編曲している楽譜です。童謡をモチーフに素敵なジャズ、そして本物のジャズに編曲しています。このシリーズを演奏していくと、ジャズ独特のハーモニー、フレーズ、そしてアドリブの楽しさが実感できると思います。「ジャズっていうとアドリブ理論とか難しそうでちょっと…」と思っている人は是非、この楽譜を演奏してみてください。ジャズは、ジャズの曲を演奏すればジャズになるわけではありません。最初は、ちょっと戸惑うかもしれませんが、魅力あるジャズピアノ世界にきっと夢中になると思います。


【夏】

椰子の実

作曲 大中寅二 編曲 松本峰明

海の彼方の遠き島より流れてきた椰子の実から想像する島崎藤村の詩をもとに、1936年に発表した曲です。歌詞とメロディがとても素晴らしい優雅で美しい曲調です。ゆっくりとしたルバートではじまり、途中からテンポのある展開へ、素敵なアドリブに流れていきます。エンディングも洒落ています。




作曲 井上武士 編曲 松本峰明

1941年に文部省唱歌として発表された曲。海への憧れと純粋な子供心を表現した名曲です。編曲テンポのある4拍子です。16音符のスピード感のあるアドリブフレーズの後にテーマに戻ってきます。


かたつむり

作曲 不詳 編曲 松本峰明

1911年「尋常小学唱歌」として発表された曲。でんでんむしのユニークな感じがよくでた楽しい原曲です。この曲が、「うわー!なんて素敵なでんでんむし」と思わせるお洒落でアンニュイなボサノバに編曲されています。


たなばたさま

作曲 下総皖一 編曲 松本峰明

1941年に文部省発行「うたのほん」で発表された曲。織姫と彦星のその年に一度の少し切ない物語。夏の夜空に輝く星のように、ロマンティックなジャズバラードに編曲してあります。キラキラした素敵なタッチで演奏してください。


夏の思い出

作曲 中田喜直 編曲 松本峰明

1949年発表の日本の歌曲。NHKで放送されるとすぐに、多くの日本人の心をとらえたそうです。水芭蕉の花が咲き、尾瀬の美しい自然のすがすがしさとメロディが実に日本人好みなのでしょう。この曲をブルージーに、素敵なジャズに編曲してあります。
解説2 《松本峰明(まつもと ほうめい)プロフィール》
大学在学中より、渡辺香津美はじめ数多くのバンドのピアニストとしてライブハウスやコンサートに出演。卒業後、アリスをはじめとする様々のアーティストのレコーディングやステージ、映画やドラマ、CM等の録音、又ミュージックフェアなどの音楽番組等の演奏など、所謂スタジオミュージシャンとして幅広く日本の音楽業界に係わってきた。

近年は服部克久率いる音楽畑オーケストラ、東京ポップスオーケストラにピアニスト、編曲家として参加。また涼風真世、阿川泰子、ジュディーオング等の音楽監督や伴奏等を行っている。同時に『音がたりーStory in Jazz』というタイトルで、女優でエッセイストの中井貴恵と「朗読とピアノのセッション」を展開している。

リーダーアルバムCD『酒とバラの日々』『ALL of You』、ソロアルバム『日本の歌』『Hannah’s Dream』などがある。

日本音楽家協会、日本音楽著作権協会、日本作編曲家協会、RMAJ会員


【演奏上の注意】

1.ソロピアノですので、左手最低音はベースラインを弾くようにしています。

2.左手は基本的に10度の音程になることが多いです。(ジャズピアノの重要なハーモニーなのです)

3.コードネームはありますが、煩雑になるため厳密にテンションノートを細かくは書いてありません。

4.和声は4度や5度のオープンハーモニーになるところが多いです。3度系に慣れた手の形で弾くと最初は弾きにくいかもしれませんが、慣れてくるとそれほど難しくないと感じられるようになると思います。ジャズ・ピアニストのビル・エヴァンスなどが使用するハーモニーですので、是非身につけてほしいと思います。

5.ジャズにおいて、ルバートの部分以外は、基本的にはテンポを揺らさず一定のテンポでリズムに乗って演奏することが大切です。また、スウィング(4ビート)の微妙な跳ね具合等ぜひ身につけてほしいです。

6.この楽譜が絶対のものではありません。クオリティーを落とさない範囲でいくらでも自由にアレンジしてもOKです。

7.指が届かない個所は音を省いても結構です。ただ、どの音を省くかは吟味してください。

8.アドリブコーラスは、できる人はどんどん増やして演奏してかまいません。

9.最終的にはこういう楽譜無しに、こういったレベルの演奏が自由にできるようになることを目指してください。



★★★★推薦の言葉★★★★

印象派絵画の様な色彩豊かなサウンド。Jazzは本来即興的感性が非常に大切な音楽ですが、皆さんがよくご存じの童謡、叙情歌のメロディーを楽譜通りに弾けば、あら不思議! あなたも今日からオスカー・ピーターソン!! 内声の美しい動き、和声の繊細な移り変わり。心ゆくまでご堪能あれ。きっと癖になりますよ…。(作曲家:服部隆之)

編成 Piano
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